世界で鳥山明ロス
3月1日。日本の漫画を世界に知らしめた偉大な漫画家が、また一人この世を去ってしまいました。
今日(8日)の昼過ぎに突然舞い込んだ『鳥山明』さんの訃報にとても驚きショックを受けています。
アニメに興味のない人も、『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』の名は知っているのでは?と思います。
しばらくの間、ファンの『喪失感』は消えないでしょうけど、彼が残した作品はこれからもずっと世界中に愛され続けることでしょう。
残念で残念で仕方ありませんが、その作品は永遠に残ります。
私たちはその作品を見ればいつでも『鳥山明』ワールドに浸ることができます。
悲しいですが、「安らかにお眠りください」と願うばかりです。
突然の訃報
今日の仕事中、現場に行くと1人の作業員が「鳥山明が死んじゃったよ」と教えてくれました。
その作業員は40代半ばですが、漫画が大好きな人で、
「もう『鳥山ロス』で仕事に集中できん!」
と言うくらい、ショックを受けていました。
私も仕事中と知りながら気になってしまい、事務所に戻ってこっそりスマホでニュースを見てしまいました。
そして知った訃報のニュース。
信じられないし、信じたくありませんが、残念ながら本当のことでした。
「本当だ」とわかると、前の席に座る派遣さんにも教えてあげました。
彼女も漫画が大好きと言っていたし、なかでも『ドラゴンボール』のことは、『大大大好き』と豪語していたからです。
彼女は声が大きいので、まるで女学生の授業中の内緒話のようにメモにしてこっそり渡しました。
文面は、
「大きい声出さないように。、、、鳥山明、死んじゃったよ(涙)」
彼女は目も口も開けて私の方を向きました。
やはり、先の現場作業員同様、ショックが隠せないようでした。
68歳はまだ若い
日本は今、団塊世代が寿命を迎える時代らしく、火葬場が足りないことが社会問題になっているそうです。
そうかといって、鳥山明さんはまだ68歳です。
「早い」って思ってしまいます。
65歳からは『前期高齢者』となるそうなの、でやっぱり寿命のうちに入るのでしょうか。
私ももうすぐその『前期高齢者』になります。
60代はまだ若いと思うのは、そう思いたいだけで、本当はもう高齢者なんだ、という自覚が必要だなって思いました。
鳥山明さんも、まだまだやりたい事、やり残した事がいっぱいあったと思うと辛くなっちゃいます。
でも、その分近しい親類や仕事のパートナー達には、彼の思いを受け継いでこれからも『鳥山ワールド』を創り続けて欲しいなって思います。
このSNSの時代に秘密が守られた奇跡
鳥山明さんが亡くなったのは3月1日のことだったそうです。
なのに、訃報が発表されたのは今日、3月8日の正午過ぎ。
すでに近親者の方達で葬儀は執り行われ済みです。
驚くべきは、4日の日には新しいプロジェクト発表会に本人のコメントも紹介されたとネットニュースで読みました。
今日の発表後は瞬く間に世界中に発信され、世界中のファンから悲しみの声が上がりました。
中国、台北、韓国、ベトナム、イギリス、アメリカなどなど、各国のニュースにもなっていました。
さすがSNSの時代。
あっという間に世界に広まったのです。
なのに、もっとすごいのは、今日までこの事実(秘密)が全く漏れなかったことです。
この時代の中での、まさに『奇跡』。
というか、周りの人たちの『愛』を感じます。
それほど、皆に愛され大事にされた方なんですね。
鳥山明さん、どうぞ安らかにお眠りください。
ずっと『楽しさ』を届けてくれてありがとうございました。
これからも、大好きです🤗
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
最後までお読みいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけますと嬉しいです。
<おまけの話>
我が家も『鳥山明ロス』です。
家族で鳥山明さんは大好きな存在でしたから。
私は昔、『Dr.スランプ』が好きだったし、夫婦で『ドラゴンクエスト』のゲームにハマり、さらに息子は子供の頃から『ドラゴンボール』が大好きで、父子でアニメを見まくっていました。
今も鳥山明さんを尊敬してやまない息子は今家にいませんが、きっと相当がっかりしていると思います。
テレビのニュースで、とあるフランス人へのインタビューです。
「これで日本の漫画界の一時代が終わったのではなく、彼の灯を多くの漫画家が受け継いでいくでしょう」と言っていたのが印象的でした。
いい言葉です。