まったり人生
嘱託さんの学び日記
老いを考える

【『歳を取るうちに滅多に感動しなくなった』という言葉に同感】

今日の旦那さんご飯

同じマンションに住む4歳年下の女性Xさんは、嘱託になって働き始めてもうすぐ丸1年。

たまにばったり会うと、事務職で嘱託になった者同士、互いの職場の愚痴などをこぼし合ったりする。

でも先日会った時は仕事に関係ない話をしてきた。

それは、『私、歳のせいか最近滅多に感動しなくなっちゃったんだけど、○○さんはどうですか?』ということだった

これはなんだかドキっとする質問だった😳

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歳だから感動しないのか?

彼女は娘さんと2人暮らしだったけど、その娘さんも12月に結婚して家を出てしまったので、今は1人暮らしだ。

でも近くに住んでいるので、ちょこちょこ娘さんが遊びに来ると言う。

それで先日は三重県の方まで2人でドライブに行ったそうだ。

ちなみに運転は娘さん。
なかなか飛ばすようで、ハラハラするらしい😅

行き先は『賢島』と言っていた。
2016年『伊勢志摩サミット』の会場になったところだ。

娘さんはその景色にとても感動していたのだけど、Xさんは『ふ〜ん』って感じだったそうだ。

それを聞いて私は『はじめて行ったの?』と聞いてみた。

娘さんは賢島に行ったのは初めてだったけど、Xさんは行った事があるとのこと。

それを聞いて、
私:「だからじゃない?やっぱりこの年になると、経験値が増えてきてるから、なかなか感動しなくなっちゃうのかもね」
Xさん:「そうかもね。何を見てもそうそう感動しないのよね。ダメだよね?」
と言う。

私:「そうだねぇ。感動する人って認知症になりにくいって聞くよね。黒柳徹子さんとか、誰かもそう言ってた気がする。」
Xさん:「やっぱり歳なんかなぁ。娘なんて、ほんとすごい感動してたもん。私も若い頃そうだったのかな、、、覚えてないわ。」

なんていうちょっと暗い会話になってしまった😣

そのあと『わかる気がする。この年になると、なかなかはじめての経験が少なくなるし、大体の事が予想がついちゃうんだよね。寂しいよねぇ、、、』みたいな会話をしたのだけど、Xさんがこんな話をするなんて珍しいので、本気で悩んでいたのかもしれない。

真面目な人は感動できない?

Xさんと別れてからも『感動しなくなった』という言葉が頭に残ってしまった。

ふと、Xさんは娘さんが近くに住んでいるとは言え、急に1人暮らしになって『寂しい』のかも知れないなって思った。

それを察している娘さんが母の為に会いに来ているのかもしれない。

でも来るのは大抵1人で、泊まっては行かないそうだ。
やっぱり新婚さんだしね。

それで、共働きで頑張っている娘の手助けもしたいようだけど、あまり手を出しちゃいけないと思っているようなことも言っていた。

『手助けしすぎるのは娘の為にならない』と考えているようだ。

いや、別にできる範囲でのことなら手伝ってもいいんじゃないかしら?
その方がお互い幸せな気持ちになれると思うし。
と私は思うのだけど、、、。

もしかしたら、そういう真面目な性格だから自分の気持ちを解放できなくて、余計に感動しにくいのかもしれない。

感動するって、頭で考えてできることじゃない。心に余裕がないとできないのよね。

なんて思ったけど、そんな偉そうなことXさんには絶対言えない、、、😐

おまけの一言

そしてさらに思った。
私もちょっとXさんに同感するところがあるなって。

実は真面目な性格なのよ、私って😅 
(頭が固いのかもしれないけど😓)

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