まったり人生
嘱託さんの学び日記
老いを考える

【母が補聴器をつけるかも】

暖かく過ごしやすい今日は、行楽日和の休日でした。
こんな日はどこか紅葉の綺麗なところへドライブに行きたい気持ちになりますね。
ついでに温泉なんぞに入れれば最高!です。

とはいえ、旦那さんはまだ本調子じゃないし、私もこの月、火、水は猛烈に忙しく残業続き。
疲れてどこにも出かける元気もありませんでした。

のんびりと起きて、遅めのモーニングへ行き、そして午後からは久しぶりに高齢者福祉施設に住む母のところへと出かけてきました。

母は毎日退屈で、本を読みすぎて目が痛いと言います。

毎朝手押し車で散歩をしていたけれど、最近は寒くなってきたのでサボリ気味だそうです。

本当は施設内にあるデイサービスに行った方が、軽い運動や歌を歌ったりするのは心身にいい刺激だし、何より皆んなと一緒なのは安心だと思うのですが、母は昔からこういう「みんな一緒に」が嫌いな人なんです。

もう今更言っても仕方がないですね。
楽しく元気に過ごしているなら、まぁいいか。
でも、足腰の衰えだけは本当に心配なんです。

そんな母が今度『補聴器』をつけるかもしれないと言いました。
先日耳鼻科の先生から、『補聴器』を試してみてはと勧められたからだそうです。

今月後半頃にもう一度耳鼻科へ行き、病院から補聴器を借りて調整をしてみるそうですが、まだ少し不安気でした。

年齢からくる難聴です。
私も数年前から気になっていて、補聴器を勧めたことがあります。
でも、その時はやっぱり「まだいい」って断られました。

どうしても『補聴器=年寄り』と思うのか、プライドが邪魔するみたいです。
でも80歳も越えれば立派な高齢者^^;
大なり小なりみんなどこかしら悪くなります。
目が悪ければ、メガネをかける、耳が悪ければ補聴器。
そういう気持ちでいいんじゃないかなって思うんですが。

でも、もう一つ嫌な理由は「高額なのに、つけ心地が良くなくて、逆に体に不調が出る」と思っているらしいことです。

母が施設に住む近所の人に話をしたら、ある人は「そんなのつけなくてもいい」と言うし、またある人は「せっかく先生が勧めてくれるのに断ったら、もう次はない」と言うらしく、母の決心が大揺らぎしている様子です。

母の母、つまり私の祖母が昔、補聴器が合わず「頭が痛くなる」と言って、とうとうつけるのをやめてしまったそうです。

私は「人(他人)の話なんて聞くことないんじゃない?先生の言うこと聞いて決めればいいよ」と言いました。
「そうだよね。本当だ。先生の言うこと聞くわ。」と母は答えました。「でもいい補聴器はものすごく高いみたいだから、もったないね」
「いいじゃん。それで快適に過ごせるなら、私もお金出すから!」
「いいよ、そんな」と言いつつも、補聴器のお試しをする決心がついたようです。

帰宅後、テレビで『ニンチド調査ショー』という番組を観ていましたら、街角でインタビューに答える80代の高齢者達がみんな元気なことに驚きました。

やっぱり、街を出歩けるということは元気な証拠。
逆に元気だから外も出歩けるってことでもあります。

コロナで外出の自由を奪われた母はどんどん健康の象徴である、「歩く」ということが不自由になりつつあります。

この上「耳の聞こえ」まで奪われたら、、、と思うと、悲しい気持ちになってしまいました😭

職場にも難聴で補聴器をつけている50代の女性がいますが、慣れるまで大変そうでした。
でも、現代の補聴器はすごく進歩していると思います。
あとは母の頑張りで、まずはお試し、うまく使いこなしてもらいたいなと思っています。

それは皆さん、今日もありがとうございました。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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