まったり人生
嘱託さんの学び日記
老いを考える

【老いにあがないつつ、やがて老いを受け入れるのが正しい老い方】

仕事を早く辞めたくて、最近仕事の愚痴ばかりのブログになっていました😢

本当に仕事を辞めた時、私は『定年うつ』になってしまうかもしれない、って本気で心配しています。

人生の大半を会社に捧げてきたのに、その仕事で築き上げたものをたった1日を境にして全てを失うのだから、その喪失感は計り知れません。

今から定年後を想像すると、私は絶対『定年うつ』になる気がするのです。

65歳過ぎたらやりたいことをやる

ぼんやりと定年後の不安を抱いていたら、『和田秀樹』さんという精神科医の先生の記事をネットで見つけました。

定年退職という最悪な制度も、自分の考え方を変えると、最高の制度に見えてきます。
よく考えて見てください。定年退職は、それまでの束縛から解放されて、「自由を手に入れる」という最良の機会とも考えられます。(中略)

PRESIDENT Online. 『65歳から始める和田式心の若返り』


本当に、そう思えれば定年退職が逆に楽しみになりますよね。

自分でも社畜と思える働き方をしてきた私なので、急に会社から放り出されたら目的を失ってしまいそうなので、『考え方を変える』ということはとても大事なことに思えます。

それで和田先生が提案しているのが、
『「65歳を過ぎたら、自分がやりたいことをやる」というルールを自分に設ける』ということでした。

『現役を引退したのちは、1人の人間として自由を謳歌できる。』
と書いていますが、なんとも夢のある表現です🤗

老いと闘い、やがて老いを受け入れる

和田先生は、「老いと闘う派」「老いを受け入れる派」のどちらの考え方も否定はしていません。

ただ、高年者専門の精神科医として仰るには、
『「老いと闘うこと」と「老いを受け入れる」ことは、対立関係にあるのではなく、“移行するもの“』
と書いています。

そして、『闘える時期に闘わずにいると、年齢以上に老け込んでしまう』とのことです。

何もしないでいると60代でもヨロヨロしたり、老人の顔つきになってくると言うのです😱

なんだか先輩諸氏を見ていると、わかる気がします。

しばらく見ないうちに急に老け込む人と、いつ見ても若々しい人といますけど、それは闘っているか、闘っていないかの違いなんですね。

頑張れば『老い』は遅らせることができるなら、まずは『老いにあがない、闘う』べき。

なんだか、ちょっと希望が湧いてきた😅

まず外見から若々しくする

で、その老いと闘うことは、『老人性うつ』の予防にもなるそうです。

なので、『若作りをする』のはいいことみたいです。

外見を若々しくすることは、気持ちまで明るくし、心の老化のスピードにも影響します。臆することなく、どんどんやっていきましょう。

特に男性は、見た目の若さにあまり気を遣わない傾向があります。外見が老人らしくなっていくと、その影響を受けて心も老化し、全身の身体機能も老け込みます。

実際、精神神経免疫学という医学の分野では、外見を通して心が若返ると、免疫の働きも高確率で若がえる、という研究が進んでいます。

ですので、「いい歳をして恥ずかしい」などと、自分を抑えないでください。

PRESIDENT Online. 『65歳から始める和田式心の若返り』


これは、旦那さんにも気づいて欲しいことです😅

やっぱり病気もそうですが、『気持ち』って体に一番影響を及ぼすんだなぁって思います。

『病は気から』って、まさしくそういうことなんですね。

私もここ数年、「もう歳だから」とか「年長者だから」とかって自分の気持ちを抑えていました。

そして最近では、仕事が本当に嫌で辞めたい一心と、でも本当に辞めたら『うつ』になるんじゃないかという不安で、いつも気持ちが不安定でした。

でも、和田先生の記事を読んでちょっと気持ちが落ち着きました。

今の居心地の悪い職場も、辞めたら懐かしい職場になれるよう、頑張り過ぎずに頑張ろうと思いました。

全ては『楽しい老後のために』です。

それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

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<おまけの話>

最後に、和田先生はこのようなことを書いていました。(少しまとめています。)

『例えば、シミやシワが消えると心が軽くなる。
同じように、植毛やウィッグを試す。
補聴器や、なんと紙オムツの活用など、落ちてきた体の機能を支えてくれる高齢者用のグッズを使う勇気を持ちましょう。』

見た目の若返りには美容医療の力を借りたりするのは有効のようです😊

でも、それでも緩やかに老いはやってきます。
闘ったのちは、素直に受け入れましょう。