まったり人生
嘱託さんの学び日記
日常の四方山話

【『ベルサイユのばら』を、ただの少女漫画と思うべからず】

画像お借りしました🙇‍♀️

実は昨日、映画化すると知ってずっと観たいと思っていたアニメ映画『ベルサイユのばら』を観に行ってきた😊

そもそも、ゴリゴリの少女漫画が原作のアニメ映画に旦那さんを付き合わせるのは、少女漫画に興味がないのは知っていたので一緒に行くのは諦めていた。

ところが、Zさんが『ベルばらもうすぐ終わっちゃうんだよね〜。調べたら3月19日までなんだって。だから今度土曜日にアラサーさんと行くんだ〜♩』なんて言うのでついこう言ってしまったの。

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『劇場版ベルサイユのばら』を観に行ってきた

「いいなぁ〜。私も観に行きたかったんだけど、諦めたんだ。」

そう言うと、思ってもいなかった返事が返ってきた。
「じゃあ、一緒に行く?土曜日空いてる?ただ時間が遅いんだけどね。」

『こんな母親と同じ年代の私が一緒に行ってもいいのかな?』と、ふと思ったけど、やっぱり『行きたい』という気持ちが強くて、一旦返事を1日遅らせてもらった。

で、家に帰って旦那さんに報告とお願い。

飲み会やら映画やら、最近夜に出かけることが多くなっているので、一応だけど、少し申し訳ない気持ちもあるのだ😅

で、旦那さんの了解ももらったことだしと、Zさんに『一緒に行ってもいい?』と、今度ははっきりとお願いした。

で、昨日は念願の『劇場版ベルサイユのばら』を観に行ってきたのだ。

私が夢見る少女だった頃

さて、シニアの女性の皆さんは子供の頃は漫画を読んでいたかしら。

私は子供の頃、月刊誌『りぼん』だけはなんとか買ってもらっていたけど、お小遣いはレコードを買ったりしていて、漫画は友達のを読ませてもらったりしていた。

この漫画が発表されたのは1972年の『週刊マーガレット』なので、私が小学6年生の頃だ。

なのでリアルタイムでは読んでいなかった。

でも幸運なことに高校1年生の頃に単行本を全巻貸してくれた神のようなクラスメイトのおかげではじめて全巻を読破した。

そして、夢見る少女だったあの頃の私、すごい感動したのを覚えている😊

それから時が過ぎ、今度はアニメ化されてテレビで観ることができた。

でも、ベルサイユのばらといえば『宝塚』。
こちらの初演は1974年らしいので、漫画の発表から程なくのこと。

それから舞台あり、実写版の映画ありと時を超えてもその人気が下火になることはなかった。

『ベルサイユのばら』は単なる少女漫画ではない

それはどうしてか。

この漫画を知らない人や、漫画が好きじゃない人にはなかなかわかってもらえないかも知れないけど、『ベルサイユのばら』は単なる少女漫画じゃないからだと思うのだ。

全て史実に基づいて描かれていて、同情人物はほとんどが実在した人物なので、これを読めば『フランス革命』は起こるべくして起こった歴史的大事件だったことがわかる。

実際にフランス人でさえも、この漫画でフランス革命の歴史を知ったという人も多く、絶賛しているそうだ。

そして、主人公の『マリーアントワネット』と、女性ながら軍人として生きる架空の人物『オスカル』の人生を通じて、読者もフランス革命に巻き込まれていく感覚になるから不思議だ。

で、私は映画のラストは涙が出てしょうがなかった。

若い2人に挟まれて座ったので恥ずかしいと思ったけど、2人も泣いていたわ😅

もう一度読み返したい

見渡すと観客は女性が流石に多かった。

そして母娘連れもチラホラいたし、シニア夫婦もいた。

私も側から見たら、娘2人を連れた母娘に見えただろうと思う😅

実際『観たい』と言い出したZさんのお母さんは私より5歳ほどお若いようだけど、単行本を全巻持っているらしい。

アラサーさんは読んだことはないけど、あまりにも有名は漫画なので、なんとなく知っていたけど、映画を観たら漫画をちゃんと読んでみたいと言っていた。

なんせ本編は144話もある長編漫画だ。

それをわずか113分にまとめているわけだから、正直ちょっと物足りない感じも少しある。

前編・後編とかでも良かったんじゃないかと、、、

でも、まぁその分すごく表現したいことはギュッとまとめていたと思う。

おまけの話

ちなみに、原作者は誰もが知る『池田理代子』さん。

なんと現在77歳。

漫画家としては、この代表作となった『ベルサイユのばら』を描く前にも後にも数多くの作品があり、漫画だけではなく、声楽、オペラ歌手、歌人など多才な方だ。

ブログを書く前にWikipediaを見てみたら、その素晴らしい業績が何ページにもわたって書かれていた。

さて、この漫画を描くきっかけとなったのは、彼女が高校2年生の時に読んだツヴァイクの『マリー・アントワネット』(ネットからお借りしました)だったとのこと。

私も高校生の頃は、『感動したことを、なんらかのカタチで表現できたらいいな』なんて夢を抱いた時期があったっけ😅

でも、昨日は映画と一緒に行ってくれた若い2人のおかげで10代の気持ちに戻れた感じ。

本当に楽しかったわ😊

それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

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