子育てと、自分のより良い老後の為

先日ランチタイムの時に派遣さんが休みじゃないのに現れなかった。
『仕事が忙しいの?』と聞くと、一人が『車で勉強するって言ってたよ』と教えてくれた。続けて『へぇ、すごいね。何の勉強してるの?』と聞くと、『FP』(ファイナンシャル・プランナー)だって。』と教えてくれた。
FPとは立派な国家試験よね。
税金や保険、資金、資産など、幅広くお金に関わる知識が必要なので、免許を持っていると就職に有利とか聞くけど、真実の程はわからないので悪しからず😅
(応援クリックお願いします🙇⬇️)

38歳で資格取得に挑戦する理由
さて、勉強しているという派遣さんは38歳。中1と小1の子育てをしながら働いている。
9時から5時の仕事はたまに残業もあるし、まだ小1のお子さんは学童保育に入っているのでお迎えもある。(その前は保育園の送り迎え)
ご主人はたまにお迎えはしてくれるけど、仕事柄家事をしている余裕はなく、ほぼワンオペだ。
なのになのに、資格取得のために勉強を始めた派遣さんに心から拍手喝采だ。
ではどうしてそんなに頑張るんだろうと、しばし皆んなで想像に花を咲かせた。
彼女は今までも『正社員になるにしても、この会社は嫌』『できれば将来は自宅でできる仕事がしたい』と言っていた。
正直なところ、派遣さんが正社員になるには一般的に言ってもそう簡単な話ではなく、なれたとしても何年もかかる。
だから『この会社では嫌』ならホッとしたし、正社員になってしまったら『自宅で仕事をしたい』と言う夢は定年後の話になってしまうだろし、それ以前に資格を取ろうという気持ちにもならないだろう。
転職であらゆるスキルを身につけた
つまるところ、彼女の目標は自宅で仕事することらしいので、その為にお金の知識が欲しいのだと思う。
自宅で何をするにしてもFPの免許があると『箔がつく』し、自分の為にもなる。
ここへ来る以前もいろんな仕事をしてきた彼女の『経験からくる結論』ってことだ。
それこそ子供が生まれる前はスナックなどの飲食系で働いて、運送会社ではリフトに乗っていた時期もあるらしい。
セールス経験もあるし、自動車学校の先生もしていたとか。
事務職はここが初めてと言っていた気がするけど、パソコンスキルは派遣会社の開催するスクールで勉強したらしく、職を転々とした分、いろんなスキルが身についたようだ。
転職が多かったのは、年の離れた子供の成長に合わせてきたからだけど、元々好奇心旺盛・行動力が旺盛な性格なんだろうと思う。
手に職があれば、、、
と言うことで、本人がいないお昼休みの間、
『頭の回転早いし、おじさんと話すの上手だし、そうかと言ってお局さんには屈服しないところがすごいよね。彼女なら保険でも美容系でも接客の仕事が合ってる気がする。』と、本人がいないところで言いたい放題だった。
でもそれは全部『彼女なら何でもできる』という褒め言葉だったんだけどね。
そして『なんか辞めるタイミングを計っているみたいな気がするね』と言う話も出た。
派遣さんの契約更新は最長で3年契約で、彼女の派遣会社と私の会社との契約更新は3ヶ月ごとらしい。
なので3年を待たずして辞めることもできる。
そしてもう一つ思うのは、私も何か資格の一つでも取っていたら、今の会社にしがみついていなかったかもってことだ。
確かに、手に職をつけるといいとは昔からよく言われているものね。
ま、今更遅いけど。
『後悔は先に立たず』とはまさにこのこと😣
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
最後までお読みいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけますと嬉しいです。

