身体障害者手帳を見せてもらった・明日の保証は誰にも無い

受けられるサービスよりも健康が大事

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夕べのことを振り返る

今日はふと気がつくと昨日の食事会を何度も思い返してしまっていた。

（昨日のブログ：【40年越しの職場のOB会・命の終わりを意識した人】）

Xさんは食事会のあとタクシーに乗って名古屋駅に向い、市外のホテルに一泊後東京に帰るとのことだった。

食事会の誘いを先輩からもらった時、予備知識として『Xさんは人工透析をされてて、以前よりすごく痩せたのでびっくりするかも知れません』とあった。

そういう心構えがあったのに、実際に会った時はびっくりしてしまった。

多分一緒に行った女性陣みんなもそう思ったと思う。
（幹事の男性は数日前にご対面済み）

でもそんなことをおくびにも出さず、みんな笑顔でご対面した私達だった。

歓談中、Xさんがカバンから取り出して見せてくれたのは『身体障害者手帳』だった。

透析を受けるようになると身体障害者になるんだって初めて知った。

そしてXさんの等級は1級なので病状は重い方なんだろうと想像する。

障害者手帳を持っていると、例えば医療費助成とか交通費の割引とか公共施設等の料金割引など各種のサービスが受けられるそうだ。

でも2日に1回の透析で命を繋いでいることで受けられるサービスなので『そうなんですね』となんとも曖昧な返事しかできない私たち。

みんな羨ましい気持ちにはなれないし、ますます『大変なんだなぁ』と思って手帳を見ていた。

Xさんも『皆んなはこんな物（手帳）をもらわないように』と言いながら手帳をカバンに戻していた。

そういう話をする時も明るく笑い飛ばしながら話してくれるので、暗い空気にならないので気は楽だった。

会の終わり頃、名残惜しさもあって『また来年もこのメンバーで集まりたい』とXさんが言ったのがきっかけで実はその場で来年の開催日もお店も決まった😊

昨日の参加者は全員で9名だったけど、本当はもう1人男性が出席予定だったので全員で10名だ。

その男性はXさんと同い年くらいだと思うけど、体調不良で欠席となってしまったので来年こそは10名全員が元気に再会できることを皆んなで願った。

Xさんが『楽しみがあると生きる張り合いになる』と言う言葉に、私たちも同じ気持ちになった。

だって、人生何が起きるか分からない。
私達だって明日の保証は何もないのだ。

だから皆んな毎日心の片隅に不安や心配事を抱きながら生きていて、それを紛らわせるものがなければ到底明るく生きて行くなんて無理だと思う。

そしてそう思えるものが1つ２つじゃなくて沢山あった方がいいような気がする。
例えば家族や身内だったり、ペットだったり、推し活だったり、パチンコだっていいんじゃない？溺れなきゃね^^;

Xさんの場合はその一つがきっと昨日みたいな『昔の仲間と会うこと』なのかも知れないわ。

そうでなければ透析をする体で東京から名古屋まで泊まりで出てくる訳がない。

という感じで今年は退職絡みで何かと人と会う機会が多かったけど、これが年内最後かな。

いやもう1人、来週元職場の後輩アラサーさんと会う約束をしている。

私の後任の今の気苦労を想像すると気の毒で仕方ないので、いっぱい愚痴を聞いてあげたいの😅

あ、でも私よりとても精神的にしっかりしているお嬢さんなんだけどね😊

それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
あしたもいい日でありますように。

おやすみなさい^^！

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