まったり人生
嘱託さんの学び日記
嘱託さんの四方山話

【他人の親切に甘え過ぎるのはよろしくない、という話】

昨日、40代の派遣のAさんが私の側に来てちょっとした愚痴をこぼしていた。
何度も『悪口じゃない』アピールをしながら。

と、今日は些細なことだけども人間関係って難しいなぁって思った話。

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派遣さんがモヤモヤしていること

Aさんは『Bちゃんのこと可愛いし、好きだから、別にいいんだけど、ただちょっとね。』
と長い前置きをしてからこう続けた。

「Cちゃんが休みだったり、残業したりする日は私に帰りの時間を聞いてきてさ、私に合わせてくるの。私が一回Bちゃんの家の近くまで乗せて帰ってあげたからなんだけど、それは私が声をかけたから私の都合だからいいんだけど、あてにされるとさ、なんかね、、、」
とのこと。

Bちゃんとは最近異動してきた20代の女性社員さん。
車を持っていないので公共交通機関で通勤しているけど、それだとずいぶん大回りで時間がかかるみたい。

Cちゃんは30代の派遣さんだけど、Bちゃんの使うバス停が通り道らしくそれでもずいぶん帰宅時間が短縮されるらしい。

でも Aさんの場合は自分の家を少し通り過ぎた先にそのバス停があるらしく、降ろしたらまた逆戻りをしないといけないらしい。

『車だから別にいいんだけど』とか、『Bちゃんのことは可愛いし好きだから』とか何度もそう言って、『悪口じゃないアピール』をしているけど、心の片隅に『あてにされてちょっと迷惑』みたいな感情があるようだ。

私はそれを聞いて、『わかるよ、、、自分が主体で声をかけるならいいけど、あてにされるのはちょっと違うよね』と同調した。

私の似たような話があった人

その話を聞きながら、私も昔似たようなことがあったなぁと思い出した。

それはちょっと昔の話になるけど、私の相方だった総合職の男性に同じように『あてにされた』ことがあったの。

彼は当時30歳くらいだっただろうか、赴任してくるすぐ前は海外勤務(アジア)だったそう。

すでに既婚者で奥さんも海外に一緒に行っていたそうだ。

そんな彼はなんでもハキハキしていて物怖じしない男性だった。

何故か私にプライベートな話もしてくることもあり、だから私も『私を信頼してくれている』と思い、私なりに真摯に話を聞いたものだ。

だって、そのプライベートな話というのが『『不妊治療』の話だったりするので、、、😳

1度親切にしたら、、、

さて、仕事場では怖いもの知らずでなんでもテキパキ行動していた彼だったけれど、実はかなりの『恐妻家』だった。(私は知っている😅)

なので早く帰らないと怒られるようで、帰る頃になると毎日『足』探しをしていた。

私の職場は交通機関が悪く、一番近いバス停までも遠く、おまけに本数が少ないという通勤三重苦だ。

マイカー通勤じゃない彼は、バスに合わせて帰るのではなく、現場や事務所のマイカー組をあてにすることが多かった。

最初の頃は事務所に同じ方面のマイカー通勤人がいて、後輩だったこともありほぼ毎日一緒に帰っていた。

ところが半年ほどしてだっただろうか、その人が他の事業所に異動してしまい、困った彼は少しでも楽に、そして早く帰れる『足』を毎日探していたのだった。

大変だなって思い、ある日途中の駅まで送って行ったのが運のつき。

その結果、毎日日替わりでいろんな人の車に乗せてもらって帰っていて、そのいろんな人の内の1人に私が加わってしまったのだ。😐

私が送る場合は帰り道の途中にある地下鉄の駅までなので、帰るタイミングが同じならまぁいいかと思って時々車に乗せて帰ったことが何度かあった。

でもね、私の相棒であるはずなのに、私の方がいつも残業しているのに、彼は『足』を見つけると当然のようにさっさと帰ってしまう。

足が見つからないと『○○さん、何時頃帰ります?』と、私の帰り予定を聞いてくることもしばしば。

遅ければ別を探すし、早ければ私の車に乗ろうという魂胆が見え見えだなと気がついた途端、すごく『いや〜な気持ち』になってしまったの。

断る勇気

で、私はある時彼にはっきり断ったの。
『私が帰る時に声をかけるならともかく、あてにされるのは困る』と。

もちろん、やんわりと😊 だって大人なので感情的になったらダメよね。

彼も言いたいことがわかったのか、それからはちゃんと帰っていたわ(ちゃんとの意味はご想像にお任せするけど😅)

私は別に彼のこと好きでも嫌いでもなく、ただ1年ちょっとの間の相棒だったと言うだけのこと。

だからAさんみたいな悩みがなかったのは幸いだ。

他人に気兼ねするタチの私なのに、彼には意外とドライになれたのも我ながら不思議。

Aさんの場合の厄介なことは、若いBちゃんを娘みたいと猫可愛がりしている点だ。

Bちゃんも『ママみたい』とすっかり彼女に絶大な信頼を寄せ、甘えきっている。

彼女のちょっとした不満も自分が蒔いた種なので、自分で解決してもらうしかないと思う。
でもそれも、親切な気持ちから始まったことだけに、文句も言えないだろうなぁ。

似たような経験をした私には、今回の Aさんの言いたいことはよくわかる。
だから私は『聞く』に徹して、他言しないだけにする。

となると、Bちゃんが察するか、マイカー通勤するかまで解決しないわね。

もしくは2人の関係がもっと深まれば良いかもだけど。

おまけの話

さて、彼が転勤で他県に異動した1、2年後、彼から1度だけメールが届いたことがある。

その内容は『おかげさまで子供を授かり一児のパパになりました』だった。

あまり怒られたとは思っていなかったのかな^^; 
ま、いいんだけど。

それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

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