「おばあちゃんは、
考えなくていいよ」の真意
昨日、母から急に電話がありました。
「お墓参り、明日行くことになったけど、行ける?」
という内容でした。
連休とはいえ、特に予定もなかったので、即OK。
ということで、今日は一年ぶりに父のお墓参りへと出かけてきました!
<お彼岸はお墓で集合!>
私には、兄と姉がいます。
毎年、春と秋のお彼岸には、なるべく兄弟夫婦で集まって、
父親の眠るお墓へとお参りに行くのが常なのです。
兄夫婦が車で母を迎えに行き、
私と旦那さんは姉夫婦を車で最寄り駅まで迎えに行き、
お墓で集合するのが、通常のパターンです。
そしてお参りのあとは、
おばあちゃん(母)を囲み食事をするのが恒例でした。
このコロナの影響で、母が入居している高齢者福祉施設が、
不要不急の外出を禁止している為、
今年の春のお彼岸にはこの恒例行事ができませんでした。
仕方ないですね。
安心安全には代えられませんもの。
世の中の、子どもからお年寄りまで、
皆んなが皆んな、何かしらの我慢をしているんですもんね。
おそらく、今年も無理かなぁと思っていたところでの、母からの電話でした。
今回、1年ぶりに
「お墓参りだけならOKです」と、
施設からの許可がおりたそうです。
久々にお墓参りができて、母も嬉しかったようです^ ^
今回、電車組の姉夫婦はコロナ感染のリスク大なので、パスとなりましたが、
1年ぶりのお墓参りができました^ ^
<お墓問題、母には重荷>
食事が出来なかった事は残念だったけれど、
「また今度は皆んなで行けるといいね」と言って解散しました。
お墓に向かい、手を合わせながら、
「もうすぐ、そっちに行くからね」
と明るくお墓に話しかける母に、苦笑い😅
そして、自分の亡きあと、
「墓守りをする次の世代に迷惑をかけるね」と心配をする母に、
「それは今おばあちゃんは考えなくていいよ」
と、またみんなで笑いあいました😅
さらには、
「思えば、ここにいるみんなが高齢者だね」
と、またみんなで笑い合いました😅
<おばあちゃんはもう悩まないで欲しい>
「墓じまい」
という言葉が、近年話題となっています。
お墓に対し、
いろいろな考え方、いろいろな思いがあって、
当たり前に思っていることが、
実は当たり前ではないし、
当たり前ではなくなっていくこともあります。
どんなことも当てはまりますね〜。
いろいろ難しいですね〜😅
元々、田舎から出てきた私の両親は、
いわゆる分家ですので、お墓はありませんでした。
元々、父が亡くなった時、母が父のお墓を建てたのです。
それは父への弔いの意だったのでしょう。
「おばあちゃんは考えなくていいよ」
と、いう兄嫁の言葉。
あっさりしているようで実は、
おばあちゃんの「肩の荷をおろしてあげている」ように思います。
おばあちゃん、
私たちが願うのは、ただ一つ。
「できるだけ健やかに、そして心穏やかに過ごして欲しいだけ」
です😊
それでは皆さん、明日もいい日でありますように。
おやすみなさい。
それではまた^^!