今日は3月3日、『ひな祭り』の日。
まぁ、この歳になってはあまり関係ないけれど^^;
一般的には女の子の成長と幸せを願う日。
で、昔から一般的に、女の子のいる家庭では『雛人形』を飾るらしい。
でも、私の記憶では、私の家に『雛人形』飾られていた記憶はない😥
幼い頃はそういうことが、恥ずかしいとかの思いはさすがになかったよ。
でも、大きくなるにつれ、友達の家や、会話の中においてわかってくる、我が家と友達の家との貧富の差
いつ頃の事かははっきりとは覚えていないけれど、こんな記憶がある。
友達とのおしゃべりの中で、『雛人形』の話が出た時があった。
みんな、家には『雛人形』がある前提で話をしていて、「もう飾った、飾ってない」とかの話に盛り上がる。
でも、私の口から咄嗟に出た言葉は、「私の家はこっちに出てきた時に、おばあちゃん家に置いてきたらしいから無いんだ」だった😐
もちろん『嘘』😱
周りの友達が皆んな家に『雛人形』がある事を知って、思わず『見栄を張った』のだ。
だって、小学生も高学年にもなると、女子はいろいろと大変なんだよ😥
お互いの家に遊びに行くうちに、なんとなく家庭環境もわかってきて、なんとなくマウントをとってくる友達もいるからね。
私自身、『雛人形』が本当に欲しいと思ったことはないけれど、当時は子供だったし、ただただ『みじめ』な気持ちになりたくないだけだった。
と、かつての自分をそう振り返る。
我ながら絶妙な『嘘』だなと思ったのは、遠くに住むおばあちゃんの家になら『ある』と言ったこと^^;
誰も確認をすることはできないし、子供の口から出た咄嗟の嘘にしては、「上手い!」と思ったのか、「セーフ」と思ったのか😅
でも、全部が全部、嘘でもない。
記憶のないくらい幼い頃は、本当に祖父母の家のすぐ側に住んでいて、遠方へと引っ越したのは事実なんだから。
そこに『雛人形』を足しただけ^^;
でも、自分の親のことを思うとあんまり貧乏話はしたくない。
頑張ってない親だったならともかく、頑張っていた親なので。
子供の頃の貧乏話は、親に文句言っているみたいで『心苦しい』。
でも、よかった🙂
だんだん成長し、世の中を知るうちに、『雛人形』がなくても平気になったし、買おうと思えば、自分でも買えるようになった。
今は生活を彩るインテリアとして、小さくてかわいい雛人形もあったりする。
でも、買っていない。やっぱりそれほど欲しいものでもないんだね。
人間って、めんどくさいね。
人の持っている物を羨ましく思ったり、逆に人の持っていないものを持ちたがったり、自慢したり、見栄を張ったりしてしまう。
『他人と比べるのが、一番自分を苦しめるんだよ。』
と、かつての自分に伝えたい。
そんなことをつらつら考えた日でした〜^^;
それでは、今日もありがとうございました。
また明日もいい日でありますように。
それではまた^^!