先日職場の人からもらった『ノジュール』という旅行雑誌。
3月号のあと、さらに4、5、6月号まで持ってきてくれました。
どれも素敵な写真ばかりで、楽しい気持ちになります❗️
この本のキャッチフレーズは、『50代からの旅と暮らし発見マガジン』とあります。
メインは旅のこと。美しい写真が沢山載ってて絵本のようにページをめくっては、いいなぁって夢が広がる。
で、サブ特集は毎月テーマがあるようで、3月号は『終活』のことが特集されていました。(ちなみに、2月号が前半、3月号が後半で、2ヶ月にわたる大特集だったみたい)
そこには『50代でも早すぎない!』と書いてあります。
どうしよう、私はもう60代だよ?
遅すぎるの?なんて、ちょっと心配にもなります^^;
これは急がなくてはいけないのかも。
50代になったばかりの頃はまだ老後のことなんて全然想像できていなかったなと思う。
バリバリ!とまではいかないけれど、もうちょいいける!っていう思い。
そして、60歳になってやっと残りの人生について気になることが、いっぱい出てきた気がします。私は気がつくのが遅い方なのかも。
2月号には「片付け」「医療」「介護」のこと。
3月号には「財産整理」「相続や遺言」「葬儀にお墓」そして、それらの総まとめ『エンディングノート』のこと。
正直、本当はあまり考えたくない内容です😥
「終活」を進めると、これからの人生で自分が本当にやりたいことが見えてきます。体力、気力も十分なときに、じっくりと時間をかけて行う価値のある、前向きな活動です。
ノジュール2022年3月号 監修・小谷みどり さん
わかっているけど、なかなか前向きにはなれないです。
体力はともかく、気力がそっちには向かなくて、、、^^;
そもそも、まだ仕事をしていると、私の時間は仕事でほぼ奪われているのが現実です。
まずは仕事を辞めるときの身辺整理が先決なのかなと、、、逃げてるのかも^^;
私の母は、もう何年も前に『エンディングノート』を持たされました。
というのは、姉が「書いた方がいいから」と、母に渡したようなんです。
姉は夫の両親を看取った時の経験から、自分の親にはちゃんとしてね、と思ったのだと思います。
まだコロナ前、母が「なかなか進まないわ〜」って苦笑いを浮かべてそのノートを見せてくれたことがあります。
あれから何年も経つけど、母はまだノートは全部書けてないみたいです^^;
先日会った時、「財産は分けるほどないから」と。これまた笑って言うところが母らしい。
「いや、誰もお母さんの財産なんてあてにしてないから、自分で使って」と、こちらも笑っておきました。
でも、それが一番かなと、心底思っています。
さて、気になるのはよく言われる『デジタル遺産やデジタル資産』のことです。
スマホがあればなんでもできる時代。
私も知らぬ間に沢山のアプリが入っていて、ずでに訳がわかりません😣
先日作った『マイナンバーカード』もそうですが、これから先、『年金』だってアプリで管理するつもりだけど、その管理がちゃんと自分でできるか心配です。
いや本当に、ボケないうちに私も『エンディングノート』というより『デジタル管理ノート』を作っておかないと、、、ヤバイ😱
でも、やっぱり『終活』って言う言葉、あんまり気持ちのいいものじゃないですね。
そもそも世間の高齢者達もちゃんと終活しているのかな。
そこがすごく気になる〜^^;
あと、『終活』に変わるもっといい表現ってないものだろうか。
なんかこう、もっと前向きになれる言葉がいいですよね。
これ、考えた人、流行語大賞ものです!
それでは皆さん、今日もありがとうございました。
明日もいいでありますように。
おやすみなさい^^!
<おまけの話>
エリザベス女王の葬儀がもうすぐですね。
棺の移動がLIVE放送されていました。全ての人が初めての経験。
凄すぎます。
というより、葬儀に向けての一連の行事の全てが緻密で繊細で厳かで美しい。
生前から、『この日をどうするか』を計画していて、毎年確認もし、さらにエリザベス女王自身が考えた演出もあるとかです。
自分の最後の、その後々のことまでをも考えるって、やっぱり凡人にはできないですね。
葬儀を楽しみにするって顰蹙だけど、期待してしまいます。