待っててあげなかったけど😣
今日の帰り、マンションのエントランスに入る前、少し離れたところに松葉杖の男性が歩いていました。
同時にその人を抜かして1人の男性が私を抜かし、閉まりかけた自動ドアをすり抜けて入って行きました。
『あっ』と思って私も小走りで追いかけて、再び閉まりかけた自動ドアを開けて中に入ったのでした。
後ろにはさっき見た松葉杖の男性がいるはず。
きっとまだ自動ドアを開けるか開けないかくらい。
『待っててあげるべきだったかな』
と、少しの後悔が私の脳裏をよぎりました。
嫌いなマンション住民
実は私、その松葉杖の人のことが苦手なんです。
マンションには苦手な人が数人いるのですが、その人は別格でダントツ。
『苦手』というより、もはや『嫌い』なんです😣
その気持ちが勝ってしまって、その人が松葉杖で後方を歩いていたけれど、私は振り返ることなく、そして待っててあげるわけでもなく、マンションへ入ったのです。
『エレベーターでまた一緒になるかもしれないし、追いつかなくてもエレベーターはもう1基ある』
なんて考えながらエレベーターホールの前に着くと、なんと2基あるはずのエレベーターのうち1基が『修理中』で動いていなかったのです😱
動いている方のエレベーターはまだ上階から下に降り始めたところでした。
で、その前には最初に自動ドアを開けて入ったと思われるヤマト運輸の配達員と、さっき私を抜かした男性が立っていて、次に私。
やっとエレベーターが到着して、1人降りた後に順にエレベーターに乗ったのですが、さっきの松葉杖の男性がちょうど追いついてきました。
私が『開く』ボタンを押してその男性が乗るのを待ってあげましたが、さっきやっぱり自動ドアまで来るのを待っていても同じだったなぁって思うと、自分の性格の悪さがバレた気持ちでした😥
同じ階の人からも嫌われていた?
さて、先に降りたのは松葉杖の男性でした。
再び『開く』ボタンを押しながらその人が降りるのを待っていると、続けて私を追い越した男性も降りて行きました。
松葉杖の男性は無言で降りて行きましたが、後から降りた男性は『おやすみなさい』だったか『さよなら』だったか、何かしらの声をかけてから降りて行きました。
2人を見送りながらドアの『閉まる』ボタンを押すとき、2人が左右に分かれて去って行くのが見えましたが、2人とも会釈も何もなく無言のままでした。
その様子を見て私が感じたのは、『やっぱりあの人、同じ階の人にも嫌われているのかな』ということでした。
そうでなければ、見知らぬ私や宅配のドライバーに声をかけるような良識のある人が同じ階の人に声をかけないはずはありません。
過去のトラウマ
実は私はその男性とは過去1度だけ話をしたことがあります。
それは私が子ども会の会長をしていた頃に話が遡ります。
簡単に言えば、私の確認ミスの為、その人の家に謝罪の電話をしたのです。
そのミスとは、とある名簿に載せるべき、その人のお子さんの名前を漏らそてしまったことです。
書記の人が作った書類を信じて確認を怠ったので、それは言い訳になっちゃうので言えません。
なのでとにかく平謝りしたのですが、、、。
その時、とにかく凄く怖かった、、、😨
そんな記憶がトラウマとなっていて、それ以降、マンションで会うのが凄く嫌でした。
会っても挨拶はないし、挨拶しても返ってくることはありません。
いつもムスッとしているのに、仲のいい人や家族と一緒の時は別人のような笑顔。
でも私はずっと『仕方ない、私が嫌われているからだ』と思っていましたが、その人が嫌っているのは私だけではなかったようでした。
ある時近所の人がその人のことが大嫌いだと言うので理由を聞くと、やっぱり『態度が凄く悪い』からだと言います。
『何も嫌われることをした理由の無い人にもそうなんだぁ。ってことはその人の性格が悪いんだぁ。』
なんて、同じ気持ちの人がいて安心した私です😅
それからは、その人に会っても挨拶はしません。
エレベーターで会えばしょうがないから開けてあげますけど、たまに知らんふりもしました。
結構、私も嫌な女ですね😣
おまけの話
でも、今日はちょっとだけ複雑です。
苦手というより嫌いと思っていた人ですが、『松葉杖姿には流石に戦意消滅』です。
噂によれば去年『脳梗塞』を患ったとかで、今はリハビリ中なんだそうです。
そういえばずっと姿を見ないじきがあって『穏やか〜』って思っていた時期がありました。
今日は久しぶりに会っても、相変わらず挨拶こそありませんでしたが、以前のような威圧感はありませんでした。
ただ自分でも驚いたのは、自分の中に『ざまあみろ』という感情が全くなかったことです。
だから、自動ドアを開けて待っててあげなかったことに少し申し訳ない気持ちが生じたのかもしれません。
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
最後までお読みいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけますと嬉しいです。