まったり人生
嘱託さんの学び日記
日常の四方山話

【記憶力の衰え激しい母に、ガラケーの使い方を教える】

昨日は2週間ぶりに母に会いに行ってきた。

出かける前に『今日、行くね』とメールをしたら、程なくして電話がかかってきた。

「返信ができなくなっちゃってね。電話の方が早いから。」
という母はもうすぐ90歳。

使っている携帯はもちろん『ガラケー』。

今日はその母にガラケーの操作を教えたのだけど、昔は簡単だと思っていたガラケーも、スマホに慣れると『なんて難しいんだ!』って実感。

ちょっとした脳トレができたわ😊

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メールができないと嘆く母

母はもう何年も前から『物忘れ』が激しい。
でも、認知症の度合いは低いのが幸いだ。

そんな母がもはや口癖のように言うのは、
『メールの返信ができなくなっちゃった。前はできてたのに、情けない。』
ということだ。

だからメールをすると電話がかかってくるのが最近のパターン。
『もうどうやってもメールができないから、電話の方が早いわ』
と、これも口癖になっている😅

以前はそれでもしばらくすると、また返信がいつの間にかできるようになっていた。

だから私も、
『またそのうちできるようになるよ』
って、慰めていたけど、今日の様子からみると本当にできなくなったようだった。

ガラケーの操作マニュアルを作る

そこで今日は喫茶店でメールの返信の仕方を教えてあげようと思って、母のガラケーを借りて操作してみたら、あらなんと、私も送信ができなかった😅

スマホに変えてから10年くらい経つだろうか。
もうすっかりガラケーの操作の仕方を忘れてしまったようだ。

それでもあれこれ触っているうちに急に閃いて、ようやく母が一番思い出したかった『返信』の仕方がわかった。

でも、母に口で説明してもすぐ忘れるに決まっている😅

自分でもそう思っているのか母はバッグからメモ帳を取り出して、『これに書いて』と言ったので、操作の仕方をメモした。

書いているうちに、仕事を思い出しちゃった。

新しいことを覚える時、私はいつもこうやってメモするからなの👇

字が下手すぎてはずかしいけど😣

『メモを見ながら』ができない母

それから母に『これを見ながら私に返信してみて』と言って、何回か操作をしてもらった。

せっかちな母は最初こそメモを見ながら『これを押して、、、』と始めるも、すぐ『次はどうするんだっけ』と私に聞いてくる。

母の場合、OKを押す意味や、電話帳のボタンを押す意味が理解できていないので、『理屈じゃなく、このメモした順番で操作していけばいい』のだと何回も言うのだけど、すぐメモを見るのを忘れるから立ち止まってしまう。

私も仕事の時、まず教えてもらった操作手順をその通りにメモしていく。

そのうちメモを見なくても操作がわかり、同時に理屈もついてくるのだ。

でも母はなかなかメモを見ない。
メモの存在を忘れちゃうのか、すぐに次に進もうとしてはつまづくのよね。

そこを根気よく『これ見ると、今はここだから、次はこれ』と優しく指導。
旦那さんは側で『厳しいな』って苦笑いしていた。(そんなことないから〜😅)

でもガラケーってこんなに難しかったっけ?ってつくづく感じたのは事実。
ガラケーでメールなんてよくやっていたなって思ったわ😅

おまけの話

さて、喫茶店でのガラケー教室が終わった後は近くの薬局へ買い物に連れて行った。

買いたいものを事前にメモしていたのに、『メモ用紙が無い』と慌てていた。

何度も立ち止まってカバンの中を探ること数回目にメモが見つかってよかった。

中身は10種類くらい書かれていたのに、思い出したのはいつも買う『チオビタドリンク』だけだった😅

そして施設まで送り届けて帰り際、
「じゃあまたメールしてみてね」
と言ったら、

「メール?できなくなったんだよねぇ」
「今日あれだけ勉強したから、メモみたら思い出すよ」
「メモ?、、、あぁそうだったね」

と、なんとも心配な返事となった😅

それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

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