宮崎駿監督の本気の問い
今日は息子と彼女さん、そして旦那さんの4人で映画を観に行きました。
封切りしているとは知らなかった
なんだかね、お邪魔じゃなかろうか、と心配になりましたよ^^;
でも、「一緒に行く?」と聞かれて、「何を観る予定?」と聞くと、「ジブリだよ」と言うではないですか。
『僕たちはどう生きるか』は、ちょうど観たいと思っていたところです。「じゃあ、一緒に行く!」ということになりました^^;
前日に旦那さんが「もう公開している」って昨日言っていましたが、ポスターもCMも目にしていなかった私。
息子が行くと言うまでは少々疑っていたのです^^;
でも、皆さん知っているんですね。
宣伝活動を一切していないにもかかわらず、大きな会場は大盛況でした。
監督のメッセージとは?
で、早速この映画の感想は正直、とても難解でした。^^;
終わった直後、後ろの席からは「よくわからなかった」という声が。
確かに、難しい。
私もそう思いました。(息子は大絶賛)
そう感じるのは私の想像力の足りなさ故だと思うので、もう一度観なければと思いました。
思うに、賛否両論も想定内、むしろ『自分で考えろ』というのが監督のメッセージのように感じました^^;
難解なシーンも幾つかあるので、「これの意味するものは何かな?」と考えているうちにも物語が進んでいくので、ついて行くのも大変です^^;
それから、映画を観る前に、この原作の小説を読んでおくといいかもしれません。
私は読んだのですが、かなり前でした。
なのであらかた忘れているんですよね^^;
ちなみに私が読んだのは漫画版でした。
『自分が主人公なら、どうするだろう。』
と、思いながら見るといいかもしれません。
大事なのは、『自分だったら、どうするか』と考えること
主人公は何度も「どうするか」の場面に遭遇します。
そしてその都度、主人公は自分の大切に思う道を選択します。
この主人公の決断に共感するか、しないか。
私は、共感しなくてもいいと思いました。
決して主人公の選択が正義とは限らなくて、人間は弱く、卑怯で、ずる賢い。
だって、その弱く、卑怯で、ずる賢い人間たちが選択した結果が今の生きづらい社会なのだから。
そう思ったのです。
でも、生きづらい。
この生きづらい社会をもっと生きやすくしたい。
じゃあどうするのか、、、。
だからこそ、映画の中の主人公がもし自分だったら『どうするのか』を考えながら観て、一つでも気づくことがあったらいいのかなぁ。
普段の生活の中でも、たくさん起きる『どうするのか』の場面。
その判断の基準にすべきものはなんなのか。
そう問われた感じがします。
とにかく、『哲学』のような映画でしたけど、『もう一度観たい』と思う映画でもありました。
ま、正解が有るのか無いのか、監督に教えてもらうより答えはわかりませんが^^;
最後、エンディングの音楽は『米津玄師』さん。
そしてエンドスクロールに声優として出演した、名だたる名優たちの名前がずらり。
気づかずに観たってことは、映画に引き込まれていたんだと思います。
俳優の顔が浮かばない方がいい気がするんです。
それから、映画のこともっと詳しく知りたいと思ってパンフレットを買おうを思ったら、店頭販売はないという案内の貼り紙😳
パンフレットは公開後後日発表と案内があり、東宝の公式Twitter等にて発表があるとのことでした。
宮崎駿監督、徹底していますね😅
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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