まったり人生
嘱託さんの学び日記
現在・過去・未来

【働くお母さんの試練・子ども会という呪縛①】

ストレスの話からども会のことを

思い出してしまいました。

はじめに言っておきますが、

私は基本的には、町内会やその中に属する子ども会は、無いよりは有った方が良い派です。(すごい遠回し^^;)

くじ引きで決まった会長職だけど、やるからには責任を持ってやらなければです。

ただ、自分が実際に子ども会の会長職をやってみて感じたのは、

あまりにも、時代にそぐわない、まるで戦時中の婦人会のようだって事です😓

<くじ引きで会長になってしまいました^^;>

毎年、年末頃になると、次年度の役員を決める「子ども会総会」が開かれて、来年度の役員が決まります。

役員は会長、副会長、書記、会計です。

どの地域も同じ構成かなと思いますが、ほとんどの子ども会の立ち位置は、自治会の中の、学区の中の、またその下くらいです^^;

そんな1番裾野にある子ども会の会長というのは、

子ども会と、そのすぐ上の学区の集まりとの連絡役みたいなものです。 

何しろ1番底辺の組織です。

行事のたびに駆り出される働き蟻みたいなものです。

「会長」って言うと「影のドン」みたいで強そう(^^;)に聞こえますが、

この一番底辺の組織の「子ども会会長」はその逆で、

1番めんどくさい役なのです。

だから、毎年立候補する人はいません。

代わりに「くじ引き」となる訳です。

こういう時だけ「当たり」を引いてしまうんですよね、私😥

<子供達の為という、大義名分>

子ども会って、その名の通り、

子供達が主役です。

でも、なんだか“役員になった親“達の方が必死になっていたように思います。

もちろん、運営は親たちがリードしなければやっていけませんが、

子供に“主体性“を持たせよう、という考えは誰も持っていないように思いました。

本部と言われる、学区の役員会も1年務めましたが、

本部のトップの人達はまた、高飛車な人ばかりで、

私達みたいな「下々の役員を顎で使うことを常としている」としか思えませんでした。

私はこの頃、子ども会は強制だと信じていました。

私の元で一緒に役を務めてくれたお母さん達とは、

愚痴をこぼし合いながらも、自分の子どもが小学生のうちは頑張ろう

そんな気持ちでつながっていたのです。

その時、上からも下からも、横からも?聞こえたセリフが、

「子ども達の為」です。

この呪縛から解かれるまでの2年間で、

私は胆石持ちとなったんです😓

<働いていることは、理由にならない>

バブルが終わり、平成生まれの子供のお母さん達の多くは、働いていました。

私の住む学区でも専業主婦の方が圧倒的に少なかったと思います。

ですので、専業主婦の人だけに役員をやってもらう、というのは、

それは差別になりますので、

役員選びは公平でなければいけません。

働いていることは、理由にはならないってことですね。

例えば、母子家庭や父子家庭の人は、役員にならなくてもいいとか、

小学生の子どもが子供会員のうちは、役員をやらなければいけないなど、

その地域、規模の違い、学区の力、などなど、

子ども会によって、独特の規約ができてしまいます。

でも、どこの子ども会にも共通して言えるのは、

お母さん達が役員を担い、戦時下の婦人会のごとく、上下関係で成り立ち

行事を担っている、ということではないでしょうか。

そして、

「子ども達の為」という呪縛で、なんとか任期を全うするのです。

なんかおかしい🙁 

そう思いながらも、任期を終えたら呪縛も解けて、子ども会から去っていきます。

私もそんな思いもありながら、子ども会を去った保護者の一人です。

なんかおかしい。

そう思った人がいたのかどうかは分かりませんが、

現在、私の学区の子ども会の多くは、「解散」したそうです。

「崩壊」した?という噂もあります。

かつて学区のトップで権力を振りかざしていた人達も、

呪縛から解かれたでしょうか。

そうであって欲しいな、と思います。

だって、彼女達もかつては子供思いのただの母親だったはずですから😊

それではまた^^!