まったり人生
嘱託さんの学び日記
老いを考える

【老後のもっと先を考える】

同級生と考える、お墓の話

9月に父親を亡くした同級生の□□さん。そろそろ落ち着いただろうかと思い、連絡をとってみました。
そして延期になっていたランチをすることとなり、話は「お墓」のことへ。
これは、本当に日本の大問題です。

<コロナが無ければ>

9月にお亡くなりになった彼女の父親は、この春頃、入所していた老人ホームでコロナにかかってしまいました。
それでもなんとかコロナを克服し、ホームへ戻り元気を取り戻したかのようでした。
でも結局持病が悪化してしまった、という経緯があります。

コロナが直接の死因ではなかったとは言え、コロナで相当体力を消耗してしまったことは否めず、□□さんにとっては本当に無念だったと思います。

彼女はコロナ以前、ホームへ小まめに面会に行き、イベントにも必ず出向いて、父親を見守ってこられました。

「コロナさえなければ、まだまだ元気に過ごせていたのでは」と言っていたくらいです。

こういう話は本当に辛いですね。
でも、遺された者には悲しみに暮れてばかりではいられない、責務があります。

彼女はこんなことを私に問いかけてきました。
「〇〇さん(私)のところはお墓はあるの?」

<お墓問題>

それから話は、お墓の話となりました。

□□さんは弟と2人兄弟。

長男の弟の家には、数年前に亡くなった母親のお骨がまだ家にあるそうで、今回父親を亡くし、ご両親のお墓を建てるべきかどうかで、悩み中とのことです。

弟さんの家は長男が1人います。そして、□□さんには子供がいません。

「〇〇さん(私)のところは?」と聞かれ、

「うちは父が亡くなった時、兄の家近くにあったお寺に建てたの。母が亡くなったらそこに入るとして、問題はその後なんだよね。」

「そうなんだよね〜、うちも弟達まではそれでよくても、甥っ子がその先ずっと墓守りできるのかどうか。するのかしないのか。お金もかかってくる話だし。そんなこと甥っ子に頼めないし。」

そうなんです❗️

巷でも時々問題に上がる「墓問題」に、直面している私達なのです😱

彼女も私も嫁いだ身。
ということは、旦那さん側のお墓に入るのが一般的です。

でも、そうかと言って自分の親のお墓をどうするかを、長男である弟に全てを任せてもいいのか、彼女はとても悩んでいました。

そして彼女的に考えているのは、お墓を持たない方法でした。
それを弟と十分に話し合って考えていきたい、と言っていました。

<お墓は心のよりどころ>

でも、お墓問題は山ほどありますね。
わかっていることは、お骨を勝手に墓地以外に埋める事は、たとえ自宅の家の庭であっても「罪」になるということです。

そして、弟と相談中の□□さん。
「どういう形にするかは相談中だけど、お墓は持たない方向」とのことです。

そして話はさらに、その後に訪れる「自分達自身のお墓問題」です。

私の父親は亡くなって20年以上経ちます。
その父は長男ではなかったので、家を継いでいません。
母と結婚して、遠い田舎から出てきて、結局今の土地で人生を全うしました。

父のお墓は母が建てました。
そして毎年のお彼岸やお盆には、兄弟達皆んなで母と一緒にお墓参りに行き、母を囲んで食事をしています。
(近年は母の体調やコロナで回数が激減😭)

もし、田舎に父の入るお墓があって、そのお墓に入ってしまっていたら、今みたいな「お墓参り」は、ままならない事態になっていたことでしょう。

「お墓参り」は残された家族にとっての大事な「心のよりどころ」であり、「家族の絆」そのものなのです。

<時代の流れと共にいろいろ方法はある>

ところで、お墓を持たない方法はいろいろあります。

例えばお寺での「永代合祀墓」や、今の時代よく耳にする「樹木葬や散骨」などです。

でも、これらを選択することは、よくよく考えないと、親戚とのトラブルにもなりかねないです。

そして、お墓がある場合のお墓参りにもいろいろ方法がある時代となりました。

コロナでお墓参りに行くことが難しくなり、新しく登場したのが、
「バーチャル墓参り」です。

パソコンなど画面を見ながら、リモートで指示を出すこともでき、
リアルタイムで掃除から、お供え、お参りするところを見ることができるのです。

「墓参り代行」も、ここまで進化していてびっくりです❗️
こういうことは割とすんなり受け入れられる日本人^^;

ところで、お墓によくある「〇〇家先祖代々の墓」という墓石名。
これもいざお墓を作るときに悩みますね。

最近はこれも自由に別の言葉を表現しているお墓も見かけますが、
例えば、「夫婦別姓」を選択した場合、お墓は1人1つ必要になっちゃうのでしょうか?

もう一つ思ったこと。
それは、お墓を作るって、実は贅沢なことなんだなってことです。

お金はもちろん、それをずっと後々まで継続してくれる人がいなければできない事だから。

そんな大変なお墓問題。
人はいずれあの世へ行く。そして、行く前に、遺された者たちが悩まないよう、自分がどうして欲しいかを生きているうちに伝えておくことも大事なのね。
と、思った今日です。

□□さんは、いろいろ今の社会の問題をおもしろおかしく話せる同級生です。
今年はいろいろ大変な1年だったことは間違いありません。
次に会うのは来年となりそうです。

来年はいい年でありますようにと、心から祈ります。

それでは皆さん、明日もいい日でありますように。
おやすみなさい。

それではまた^^!