まったり人生
嘱託さんの学び日記
嘱託さんの四方山話

【コロナなら仕方ない。怒りじゃなくて、同情と励ましの気持ち】

今日は派遣さんが急遽お休みで、てんやわんやの1日となりました。

その派遣さんは、実は昨日も有給休暇を取っていたので、まさかの2連休。
でも、その理由を聞いたら何も言えませんでした。

「娘がコロナになっちゃって。私、濃厚接触者になるみたいで、、、」と。

そうかぁ、、、。
娘さんがコロナ感染。で、濃厚接触者扱いとなる。
それは仕方ないですね。

でも、今は濃厚接触者の自宅待機期間は短くなりました。
コロナに感染してしまった娘さんは20代半ばくらい。すでに独り立ちしていて、たまたま月曜日に会ったのだと言います。

派遣さん自信は陰性だったようで、3日目の今日も陰性とのこと。
結局私の職場の判断は、明日の朝もう一度抗原検査で陰性ならば出社オッケーということになりました。

でも、問題は彼女のメンタルです。
というのも、娘さんは持病を持っているらしく、コロナに感染すると重症化してしまうリスクが大きいのだとか。

なので派遣さんは、コロナ禍になってから一人暮らしを始めた娘さんを心配して、連絡をよく取るようにしていたそうなんです。

そんな彼女から朝一番にかかってきた電話をとった私は、彼女の声色から動揺していることがすぐわかりました。
話もしどろもどろで、最初は派遣さんが感染したのかと思ってしまいました。

よくよく聞いていくうち、娘さんのことが心配すぎることと、連休になってしまうことでみんなに迷惑をかけて申し訳ないという気持ちとかが入り混じっているんだとわかりました。

話を聞きながら私は、
「(娘さんは)きっと大丈夫だから。お母さんがしっかりしなくちゃ。とにかく落ち着いて。仕事は大丈夫だからね。」と、思わず励ましていました。

身内がコロナに感染したら、そりゃあ親は誰でも心配です。
彼女の場合、娘さんが持病を持っているということが、気持ちを動揺させていました。
若いから大丈夫。というのは、基礎疾患のある人には通用しない。
それを知っているから、派遣さんの動揺は半端ないのです。

実際、彼女の知り合いの娘さんも基礎疾患があり、コロナ禍初期の頃に感染して亡くなったらしいのです。

でも、今のコロナは初期に比べると弱毒化しているそうです。それを信じるしかありません。

派遣さん、ずっと娘に対し、どうしても「申し訳ない。可哀想。」という気持ちが拭えないのだと思います。

以前もそんなことを言っていました。
あんなに普段明るい彼女ですが、実はそんな心の傷も持っているのですね。

まぁ、誰しもきっと何かしら心の傷の一つや二つあるものですが。

とにかく、昨日はともかく、今日はもう一人別の人が出張で不在だったので、正直きつかったです。
なので、心を鬼にして、
「明日陰性だったら出社してください。」と言った私。
ちょっと冷たかったなぁ。

でも、同居家族じゃないので看病やお見舞いに行ける訳でもありません。
仕方ないですよね、、、(って、誰に同意を求めているのかしら^^;)

娘さんが重症化せずに回復してくれることを願って、明日の電話を待つことにします。


それでは皆さん、今日もありがとうございました。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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