昔、中卒で就職する人を「金の卵」といわれた時代がありました。
私が就職するよりももっと前のことですが、
高度成長期の労働力として、日本の為に働いた若者たちを比喩した言葉です。
その後生まれた私達年代の多くが、親世代の庇護のもと、ちょっとぬる〜く育ってしまった気がします。
なのに、嘱託になった今、新入社員を指導するという立ち位置になってしまったのです。
不安しかありません^^;
「金の卵が割れたその先は?」
それにしても「金の卵」とは、、、何とも言い難い言葉ですね。
本来の意味は高い潜在能力を秘めたものを持つ者ですよ。
残念ながら私は、のほほんと育ち、なんとなく就職し、転職先を探す力量がなくて定年まできてしまった人間です^^;
そう思うと、今の若者の多くはある意味現代の「金の卵」であり、その能力を自力で開花できるスキルを持っています。
そんな金の卵をせっかく採用したのに、現代の若者はあっさりと転職します。
これでは会社の将来を考えると、由々しき問題ですよね。
なので、それはそれは大切に育てようと必死なのです。
せっかく講習会や研修とかなどで人材育成にお金と時間を使っても、若手職員は辞めたいと思ったらあっさりと会社を去って行きます。
確かに会社経営者から見ると、由々しき問題ですよね。
それも高学歴の優秀な人材が流出するのは大問題です。
「指導員の責任」
なんとなく、責任重大だなって思っています。
そんな会社から大きな期待を背負った新入社員を、私は指導員的立場に任命されたわけです。それが以前に書いた高学歴女子のZさん(面倒くさいから今からZさんとします^^;)です。
今風で言えば、ヤバイですよね。
本当にヤバイです。
ちょっと困ります。
もし、Zさんが辞めたいとか、5月病とかにでもなってしまったら、、、
私のプレッシャーも考えて欲しいですよ〜^^;
私の親世代は、夢とか希望とかの為ではなく、家族のために働いた人が殆ど立ったのだと思いますが、今の若者は頑張れば自分の夢や生活の為に働ける訳ですね。
自分で考え行動するスキルを身につけて、それを発揮できる時代ってことです。
会社に縛られて定年まで働き続けるっていうことに、疑問を持つのも分かる気もしますね。
そうは言っても、会社に身を委ねることは、安定を手に入れることでもあります。
大企業に総合職で入社するって言うことは、将来その安定を手に入れることを確信している証ですね。
さて、Zさんはこの先長い会社から人生をどう考えているのでしょうか。
この先、結婚や出産もあり得ること。
私はZさんの定年を見届けることはできませんが、大変気にかかっております^^;
大事に育てたい。
少なくとも、なんの役職もないこの嘱託おばさんはそう思っているのです。
もうすぐ忘れ去られる存在と知っていながら、、、
まぁそれはともかく、
そんな時代を経て、私が新入社員の頃の高卒は「銀の卵」くらいの価値はあったかなと思われます^^;
人力による仕事が多かったので。
その卵がついに割れて、Zさんの指導員になりましたとさ♪
「今日の学び」
エクセル、ワードの文字入力中に何度も出てくる単語とかありますよね。
そんな時、単語登録ってすると便利ですが、
こちらのショートカットは、
「ctrl」+F7 をどうぞ。
登録画面になります。
いっぱい登録しちゃってくださいな^^
それではまた^^!