同じ建屋内の別事務所で働く2年先輩Oさんが、来年12月いっぱいで退職すると決心したそうです。
そうかぁ、、、あと、1年かぁ、、、
寂しくなるなぁ。
私が定年を迎える時や、先日の『特別支給老齢厚生年金』の受け取りのことなどをいろいろと教えてくれた先輩です。
それから最近では『ノジュール』という旅本を読み終わったからと言って、お下がりしてくれた人です。
いつも楽しい話をしてくれた先輩ですが、ここ数年は『退職ブルー』な気持ちだったのかなって思います。
退職を考えてか、以前も割と休暇をとっていたけど、最近はもっと休んでいる様子。
つい先日も北海道へ夫婦で旅行に行ったとかで、お土産のお菓子をいただきました。
でも、確か夏にも北海道へ行っていたような?
「紅葉は綺麗だった?」と聞くと、「綺麗だったぞ。」と休暇を楽しんできた様子が伺えました。
「有休も残ってるからな。使わないと、また4月に付与されるし。使わないと勿体無い。」と仕切りに言っていたのは、内心、退職を決めていたんだなぁと察しました。
昨日は帰宅するタイミングで廊下でバッタリ出会ったので、
「お疲れ様。あれ?今日はオシャレしてるね。」と聞くと、
「今日は〇〇と飲みに行くから。」と答えてから、
「でも、辞めるとこういう風に飲みに出かけることが無くなるのがつまらんな。」と苦笑い。
これは、本心のようです。
私と違ってマイカー通勤じゃないので、駅付近の飲み屋に立ち寄ることが楽しみのようなんです。
顔馴染みの職場の面々が集まる行きつけの居酒屋があるようで、軽く飲んでほろ酔いで帰宅する。
飲むのも好きだけど、人と話すのも好きなんでしょうね。
おそらく、週のうち半分は立ち寄っているんじゃないでしょうか。
でも、昨日は同年代の人とどこかで落ち合ったようで、いつもと違うお店に行ったのか、ちょっとオシャレしていたみたいです。
それもまた楽しみということで、いいことだと思います。
(そう言えば、飲食店の営業自粛の頃はつまらなそうでした^^;)
それにしても、Oさんの「辞めると飲みに出かける楽しみがなくなる」という言葉に思わず共感した私。
私の場合は飲みには行かずまっすぐ家に帰るタイプだから、会社帰りに飲みに出かける楽しみっていうのとはちょっと違うけど、、、。
ただ、会社を辞めてしまったら、毎日行くべき場所が無くなってしまうことに対する『喪失感』が想像できて怖いです。
退職後、何をするか。これが問題なんです。
よく、『好きなことをしたらいい』と言われますが、これって、好きなことをすることに慣れていない人間には難しいこと。
それに好きなことをすることになぜか『罪悪感』を感じる時がある私です。
私みたいに実は性根の部分で自己肯定感の低い人間は、あくせく働いていた方が気が楽という皮肉な感情もあり、自分でもややこしい。
もっと自分の気持ちを解放し、自分の思うままに生きられるようになりたいとつくづく思うのです。
もしかしたら、先輩のOさんみたいに退職を決意したら、吹っ切れるのかもですね。
でも、Oさん、、、退職したら何するんだろう?
それでは皆さん、今日もありがとうございました。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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