プロでも緊張する、その理由
今日は美容院へ行ってきました。
でも、今日のスタイリストさんはいつもの方ではありませんでした。
予約変更は仕方ない
担当スタイリストさんの身内にご不幸があったので、今日の予約をどうするかの電話があったのですが、返事は営業時間までにできませんでした。
とりあえず、日曜日もスタイリストさんはお休みだし、平日は仕事だし、行くのは今日しかないので電話をかけてから行ってきました。
10時の予約でしたが、11時か13時になってしまうとのこと。
それでも仕方ありません。
代わりのスタイリストさんには、元々の予約もあるのでしょうから。
旦那さんはそれを聞くとちょっと不満そうでした。
お客の方が気を使って時間をずらすのはおかしい、そうです。
私も他に予定があるなら困ったかもしれないですが、今日は別に予定もないので別にいいんですけどね。
いつもの美容師さんと今日の美容師さん
ところで、今のスタイリストさんとは長い付き合いです。
かれこれ15年以上になるでしょうか。
数年前に店舗移転があったのですが、そんなに遠くはならなかったので、私健気について行きました^^;
思えば彼女も今やスタイリストさんとしてはベテランの域。
確か年齢も45歳くらいだと思います。
ということは、出会った頃はまだ20代後半か30代になったばかりです。その成長ぶりを間近で見てきた私です。
スタイリストの世界も日々進化しますが、彼女は向上心も強く、スタイリストの仕事がとても好きだと言っています。
仕事に真摯な姿勢が私は気に入っています。
けれど今日は冒頭の理由で、今日は初めてのスタイリストさんに施術してもらいました。
30代半ばくらいの男性でした。
美容師としてはまだベテランとは言い難いかもですが、プロはプロ。信頼するしかありません。
美容師さんも人間なので、同じ施術でも個性が出ます。
そして、お客との相性もある。
印象が悪いと、お店の評価にも繋がるし、接客業って大変だなぁ、、、。
（って、私も受け付けのおばさん、他人事じゃないです😣）
はじめての人はお互い緊張する
なんでもそうですが、はじめての人は緊張します。
それに、男性美容師さんが久しぶりでもっと緊張しました^^;
なのでずっと私は雑誌を見ていて、会話は特にありませんでしたが、最後にそのスタイリストさんが言いました。
「今日は急遽、僕の対応となってしまいすみませんでした。」
「いえ、全然大丈夫。仕方ないことですもんね。」
「正直ちょっと、緊張しました。〇〇のやり方とは違っていたかもです。」
「ふふふ、実は緊張が伝わってました（笑）。でも、さすがプロですね。上手ですね。」
「いえいえ、まだまだです。〇〇とは長いんですか？」
「そうなんですよ。前の店舗からずっとですから。」
「へぇ、そうなんですね。」
「でも、予約変更とかで別の方にお願いしたこともあるんですよ。たまには違う方も新鮮でいいですね。ベテランさんだし、ありがとうございました。」
「いえ、こちらこそありがとうございました。」
と、無事に終わって緊張もほぐれてよかったです。
そして、受付での会計が済んでお店を出るまでずっと見送ってくれました。
滲み出る貫禄、もしかしたら私も？
思えばいつものスタイリスさんは、割とあっさり系。
会計の後はすぐ次の仕事に向かっています。
背中に先の男性美容師さんの視線を感じながら、
（もしかしたら、今日の彼、先輩美容師さんが怖いのかな？）
なんて思ってしまいました^^;
代理で施術したお客から苦情でも入ったら彼女から大目玉ですからね^^;
思えばいつものスタイリストさんは美容室の中で一番年長のスタイリストさんのようです。
出会った頃とは違い、いつの間にか『貫禄』が滲み出ていることが、お客の立場の私にもわかります。
私は長年の付き合いで気にならないし、むしろ安心と信頼の気持ちなのですが、身内の若い後輩たちは確かにビビってしまうかもしれないですね^^;
そしてさらに思いました。
「もしかしたら私も職場の人から『貫禄』があると思われているかもしれない」ということに^^;
さらに、『貫禄がある』ならまだ優しい表現かもしれなくて、『お局』とか、『老害』とか、思われているのかもしれない😱
歳をとっているというだけで、そういう先入観で見られることはおうおうにしてあることです。
でも、それもお互い様なのかな？
こちらは口にするまいと思っていても、つい「今の子は」という言葉が出てしまいます。
どうあがいても、若者とは分かり合えないのかもしれないです😥
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^！
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＜おまけの一言＞
でも誰だって、それこそ男女関係なく、厳しいこの世の中で生き抜くことは大変だと思うんです。
年齢と経験の積み重ねで、必然的に身についたのが『貫禄』で、それは『強く生きた証』であり、『勲章』みたいなもの。
怖い人ばかりじゃないってこともわかって欲しいな。
