ストレスの話からども会のことを
思い出してしまいました。
はじめに言っておきますが、
私は基本的には、町内会やその中に属する子ども会は、無いよりは有った方が良い派です。(すごい遠回し^^;)
くじ引きで決まった会長職だけど、やるからには責任を持ってやらなければです。
ただ、自分が実際に子ども会の会長職をやってみて感じたのは、
あまりにも、時代にそぐわない、まるで戦時中の婦人会のようだって事です😓
<くじ引きで会長になってしまいました^^;>
毎年、年末頃になると、次年度の役員を決める「子ども会総会」が開かれて、来年度の役員が決まります。
役員は会長、副会長、書記、会計です。
どの地域も同じ構成かなと思いますが、ほとんどの子ども会の立ち位置は、自治会の中の、学区の中の、またその下くらいです^^;
そんな1番裾野にある子ども会の会長というのは、
子ども会と、そのすぐ上の学区の集まりとの連絡役みたいなものです。
何しろ1番底辺の組織です。
行事のたびに駆り出される働き蟻みたいなものです。
「会長」って言うと「影のドン」みたいで強そう(^^;)に聞こえますが、
この一番底辺の組織の「子ども会会長」はその逆で、
1番めんどくさい役なのです。
だから、毎年立候補する人はいません。
代わりに「くじ引き」となる訳です。
こういう時だけ「当たり」を引いてしまうんですよね、私😥
<子供達の為という、大義名分>
子ども会って、その名の通り、
子供達が主役です。
でも、なんだか“役員になった親“達の方が必死になっていたように思います。
もちろん、運営は親たちがリードしなければやっていけませんが、
子供に“主体性“を持たせよう、という考えは誰も持っていないように思いました。
本部と言われる、学区の役員会も1年務めましたが、
本部のトップの人達はまた、高飛車な人ばかりで、
私達みたいな「下々の役員を顎で使うことを常としている」としか思えませんでした。
私はこの頃、子ども会は強制だと信じていました。
私の元で一緒に役を務めてくれたお母さん達とは、
愚痴をこぼし合いながらも、自分の子どもが小学生のうちは頑張ろう、
そんな気持ちでつながっていたのです。
その時、上からも下からも、横からも?聞こえたセリフが、
「子ども達の為」です。
この呪縛から解かれるまでの2年間で、
私は胆石持ちとなったんです😓
<働いていることは、理由にならない>
バブルが終わり、平成生まれの子供のお母さん達の多くは、働いていました。
私の住む学区でも専業主婦の方が圧倒的に少なかったと思います。
ですので、専業主婦の人だけに役員をやってもらう、というのは、
それは差別になりますので、
役員選びは公平でなければいけません。
働いていることは、理由にはならないってことですね。
例えば、母子家庭や父子家庭の人は、役員にならなくてもいいとか、
小学生の子どもが子供会員のうちは、役員をやらなければいけないなど、
その地域、規模の違い、学区の力、などなど、
子ども会によって、独特の規約ができてしまいます。
でも、どこの子ども会にも共通して言えるのは、
お母さん達が役員を担い、戦時下の婦人会のごとく、上下関係で成り立ち、
行事を担っている、ということではないでしょうか。
そして、
「子ども達の為」という呪縛で、なんとか任期を全うするのです。
なんかおかしい🙁
そう思いながらも、任期を終えたら呪縛も解けて、子ども会から去っていきます。
私もそんな思いもありながら、子ども会を去った保護者の一人です。
なんかおかしい。
そう思った人がいたのかどうかは分かりませんが、
現在、私の学区の子ども会の多くは、「解散」したそうです。
「崩壊」した?という噂もあります。
かつて学区のトップで権力を振りかざしていた人達も、
呪縛から解かれたでしょうか。
そうであって欲しいな、と思います。
だって、彼女達もかつては子供思いのただの母親だったはずですから😊
それではまた^^!