まったり人生
嘱託さんの学び日記
嘱託さんの四方山話

【40年も過ぎれば誰でも立派なお局だ】

お局2人に挟まれていた
過去の私を思い出す

昨日の飲み会の続きですが、もう35年ほど前の話も出たりして、恥ずかしいやら懐かしいやらでした。

私が20代の頃にいた事業所の話が出ました。

入社して7年目頃のこと。
初めての異動を経験しました。

その異動先にいた2人のお局さん。
「2人の間に挟まれて、大変だったんだから〜」と、当時は言えなかった心境を面白おかしくお話ししました。

2人のお局に挟まれて

あまりに昔すぎて覚えていないことの方が多いのですが、当時いた母親ほど年上のお局さんのことを思い出しました^^;

初めての異動した先の事務所には、40代のお局・Aさんと、50代のお局・Bさんがいました。
女性はこの2人と私の3人だけ。

問題は年下のAさんがチームのサブリーダー的存在で、Bさんはもうすぐ定年を迎えるけれどなんの役職もないただの事務員さんだったことだったのでしょうか。(私もずっとただの事務員さん😅)

まだその事務所の仕事に無知だった私からすると、Bさんはコピーやお茶くみなどの雑用係で、Aさんは上長の秘書っていうイメージ。
(実際は事務を長年やってきたBさんは当然Aさんの大先輩だったらしい😣)

実際、Aさんは上司に言われるまでもなくテキパキ仕事をこなす聡明なキャリアウーマンでしたが、Bさんは言われないことはやらないっていう感じでした。

そりゃあ、比べたらみんなAさんを高く評価しますよね。
でもBさんからしたら、それが面白くなくて、いつもAさんの悪口ばかり。
AさんもBさんから陰口言われていることを私に時々愚痴っていました。

私はその2人に挟まれての毎日。
結構ストレスフルでした。

「あの2人のバトルがバチばちで怖かったよ〜、私だってあの頃は若かったんだから〜^^;」と言ったら、先輩2人が、
「今の〇〇(私)なんじゃ無いの〜?」って言われました😳

そっか〜
それはあるかもしれないって思わなくもない。
20代から見たら、60代がいること自体、怖いのかも^^;

働く理由は皆同じ

そして、これは異動したのち他の人から聞いて知ったことですが、Aさんはお子さん2人を育てながら働く未亡人で、Bさんは生涯独身の1人暮らしの人だったことです。

結婚はしていたけど、まだ子無しだった私には、2人の人生なんて計り知れないことではあったけど、一つだけわかったことは、2人とも
『生活の為』に働いていたことです。

2人のバトルは有名でしたが、多くの人がAさん側でした。

それがまた面白く無いのでしょう。
Bさんは数少ない同年代の女性といつもつるんで陰でAさんの悪口を言っていましたね。

Bさん達は若い人たちからだけじゃなく、上司たちからも疎まれていたように見えました。

そりゃそうですよね。
面倒な仕事は若い人に押し付けて、自分達は姑根性で人の粗探し。
気に入らないことがあると弱い人に当たり散らかし、年下上司にも食ってかかるんですから。

それに比べたらAさんは、いつも仕事を優先でした。
のちに「子供たちには寂しい思いをさせた」と言っていましたけど、仕事に対しては求められている以上の成果を出していたと思います。

生活の為に働くとはいえ、仕事への向き合い方でお給料プラスアルファがあるのかも知れないです。
例えば、達成感とか、出世とか?

AさんもBさんも、生活のために働いていたけれど、仕事に対する姿勢は全然違ってたんだなって、今だから思います。

今は笑い飛ばしてしまおう

その後Bさんは定年退職し会社を去りました。

そしてAさんが定年退職する頃は、今のように継続雇用制度があったので、Aさんは65歳の満期まで勤めあげました。

この間、同居していたという亡きご主人のお母さんのことを看取り、その後はずっと1人暮らし。

2人のお子さんは立派に成長して独り立ち。
お孫さんもすでに成人しているそうです。

生涯1人暮らしでも、S先輩のように悠々自適に生きている人もいることを思うと、かのBさんは気の毒だなぁって思ったりします。

Bさんの何がAさんやS先輩と違うのか、、、😐

まぁ、昨日はそんな細かい気持ちまでは話しませんでしたが、
「え〜やだなぁ。私もお局かな〜?」って31歳の後輩女性に聞いたりして困らせました^^;

そして、
「そりゃあ40年以上もいれば、誰でもこうなりますよ〜」って自虐^^;

私は何もかも笑い飛ばしてしまうタイプのお局です。

それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

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<おまけの一言>

さて、Aさんご自身は退職後に始めた油絵に精を出しているご様子で、素敵な年の重ね方だなって思います

以前のブログにも書いていましたので、再び🙂
(過去ブログ:【コロナ禍のお出掛け】