まったり人生
嘱託さんの学び日記
嘱託さんの四方山話

【退職への道③ 思いがけない提案をもらう】

今週は決算処理で忙しい週です。
それでも月曜日より火曜日、火曜日より今日の水曜日と、少しずつ早く帰宅できています。

残業が続くと、やっぱり思うことは『仕事辞めたいなぁ』って言うこと。

でも、今日は2年目のZさんが突然こんなことを言いました。

今日から定時で帰んなよ〜。そしたらあと3年半続けられるよね?」と😳

息子と同い年のZさん。
息子より随分とズケズケと物申すじゃないですか〜^^;

彼女と接するようになって1年半。
どうやら彼女、気を許した相手には、こういうタメ口の物言いをするようです。
ということは、私は信頼されてる?ってことかしら?^^;

それよりも彼女の言った言葉に、『優しさ』を感じてしまいました。

本当はクールな先輩でいたいのですが、彼女が本音で話してくるので、私も彼女には本音がポロリと出てしまいます。

それで、ついつい仕事を辞めたい気持ちが、会話の端々に出てしまう私です。

つい先日も、Zさんが急に真面目な顔でこんなことを聞いてきました。
「正直、あとどれくらい勤める予定なの?」って。
で私も真面目に答えました。
「実はついこの前はもう来年の3月で辞めようって思ってたよ。来年3月で満期だからさ。」
「だった、ってことは、じゃ、今は?」
「今は50:50。浅田真央じゃないけどハーフ&ハーフ?」
「何、言ってんの^^;。でも、マックス65歳まではOKなんだよね?」
「希望すれば、だけどね。だってもう教えることもないし、大丈夫でしょう?」
「ダメですよ。私はまだ聞きたいことありますから。」
「私はもう教えることないよ。あってもすぐ終わるし、Zさんなら大丈夫。」
「でも、辞めて何やるんですか?」
「それよね〜問題は。」
「でしょ?私の母もさ、辞めたら何しようって言うのよ」
「ま、Zさんのお母さんは私とは違って、できる人だからね。心配ないでしょ。」
「でも、趣味が旅行だから、旅行に行くくらいの小遣い稼ぎはしたいって。」
「そうなんだ〜。わかるなぁその気持ち。」

こんな本音トークをできる人って社内にはなかないません。
あとはOさんくらいですが、彼女は同期ですから^^;
ましてや、まだ会って1年半のZさん。若干25歳です。

会社だけの付き合いとはいえ、若い人とこんな風に対等に話せるのは嬉しい気持ちです。
仕事を辞めたら、消え去るのが寂しい気もします。

そんな感じで、時々自分の親の話や、私が時々こぼす不満などを彼女なりに総括したのか、突然彼女が私の退職を『3年半後の3月まで』と言い出したのです。

「早出や残業をキッパリ辞めて、9時〜17時にすればいいじゃん!」と言います。
「定時退社できれば、ゆとりができるんじゃない? 精神的にもいいんじゃない?」
と言ったあと、
「その代わり、あと3年半はきっちり働いてもらうよ」だって😅

やっぱり、彼女、優しいのではないかしら?

Zさん、今の私を、数年後の自分の母親にも重ね合わせているのかもです。(Zさんのお母さんは多分私より5、6歳年下です^^;)

そんな訳で、ちょっと冷たい言い方にも聞こえる、
「今日から定時で帰んなよ。」
という上から目線で突き放した言い方も、実は彼女のツンデレだけど、優しい気持ちの表れなのかもしれません。

そう言わないと、私という人間が『周りに気を使ったり、Zさんの仕事を手伝ったりで、なかなか早く帰らない人間』だと、知っているからなんだと思います。

まぁ、そうと分かっていても、急に仕事を定時で放り投げる訳にも行きませんけどね。
事情を知らない同僚たちはむしろ私が『乱心』したと思うかもです^^;

いつまで勤めるかどうか、正直まだわかりませんが、
せっかくの彼女の優しさを受け入れて、なるべく定時で帰れるようにしなくてはと思います。

それでは皆さん、今日もありがとうございました。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!