思えば、何も無かった私
昨日。退職時期は65歳の誕生日までが限度かなぁってブログに書きましたら、旦那さんが「本当に勤めるの?」って^^;
もう辞めてもいいって言ってくれました。
私は高校卒業後の18歳で就職をしたのですが、まさか定年まで勤めるとは当時は全く考えていませんでした。
むしろ、1年で辞めよう、なんて密かに思いつつ面接を受けました。
1年経ったら東京へ行こう!なんて思いつつ、、、^^;
それくらい世の中のことを全く知らない無知な“女の子”だったのです。
世間知らず、とはまさに私!っていう感じですね。今となっては相当恥ずかしい話です😣
結局、人生で面接の経験はこの1回のみ。
今に至ります😐
でも、1年でやめて上京しよう!なんて勇気も、行動力も、信念(←これが一番)も無かった私。
あっという間に就職2年目、3年目と時は過ぎ、気づけば今は嘱託3年目です^^;
入社当時、女性は寿退社が当たり前。
なのに、私は旦那さんの協力を得て働き続けました。
でも、『仕事が好き』とかじゃ全然ないです^^;
違う仕事に憧れたこともあるし、出産、子育ての時期には何度も辞めたいと思ったし。
もちろん人間関係に嫌気がさしたこともある😐
他にもいろいろ。
本当にいろいろ。
いろいろありすぎて、言えない😣
でも、結局辞めなかった、、、。
というか、就職の時と同じ気持ち。
勇気も、行動力も、信念(←これが一番)が無かったんですね。
今は、一時の気の迷いで退職しなくて良かったなって、心から思えます。
なのに、今の時代は転職することが正解のような風潮ですね。
転職を斡旋する会社も、派遣会社も沢山あります。
でもいつの時代でも転職には良し悪しがあるって思います。
私はそれが怖くてできませんでした。
なんで怖いかというと、父を見ていたからかもしれません。
私の父は時代の波に呑まれて職を失い、やむなく転職をした人です。(簡単すぎ!^^;)
それも、数回。
学歴も無ければ、資格も無い。
そんな父の転職が簡単な訳がない。
大人になってから、そんな一家の主人としての父の苦労が想像できます。
転職を何度かしましたが、転職する度に条件は悪くなる。
それで母がパートで働くことになる。
2人で働いて3人の子育て。毎日がやっとの生活でした。
私が就職するとき、
「仕事は辞めるな」と父が私に言った言葉は、そんな自身の経験からのものだったんだろうなぁって思うのです。
この言葉の真意が私の我慢の源にはなったのかなぁ^^;(ちょっと大袈裟)
そんな私の今は、定年まで勤める予想もしていなかったのに、時代の変化で定年延長するという、例えば、ゴール直前でまたゴールを引き伸ばさらて転びそうな長距離ランナーみたいな気持ちです^^;
それでは皆さん、今日もありがとうございました。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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