遠くに引っ越してしまった高校時代の女友達がいます。
高校時代の同級生で、部活が同じ。クラスは一緒になったことがありません。
今日、何ヶ月ぶりでしょうか、ラインがきました。
お互いの子供が同い年、さらに誕生月も同じで、今もお互いに
「ママになった記念日」お祝いし合います。
数少ない私の女友達は、ベタベタした付き合いはありませんが、
心の友と言える存在なのです。
<介護と育児を両立>
彼女の子供が中学生と小学生の時に、
ご主人の仕事の都合で遠いところへ引っ越ししてしまいました。
それまでは毎年1回は家族で会っていたのですが、
引っ越し後は、なかなか会うこともできなくなりました。
引っ越した頃はまだ、彼女のご両親も自分たちの家(彼女の生家)に居ましたので、
夏休みやお正月には、孫(彼女の子供達)の顔を見せるため実家に帰省していました。
帰省中に私や他の同級生達と会って、募る話に花を咲かせていました。
引っ越す前より、年に会う回数は多かったかもです^^;
近くにいても、普段はお互い生活に追われていたので、逆に会う暇が作れなかったのです。
彼女のご両親はお二人で暮らしていましたが、
やがてお父様に介護が必要となってしまいました。
そのため、近くに住んでいた彼女の妹家族が、
実家を引き払い、ご両親を自分の家に呼び寄せて、一緒に暮らすようになりました。
そして介護も虚しく、やがてお父様は状態が悪くなり、数年前に亡くなってしまいました。
妹家族も育ち盛りの子供もいて、仕事と介護で大変だったそうです。
その頃の帰省は、
それまでの孫を見せるためとか、自分の息抜きのためとか、私たちと会うためとかではなく、妹の手助けのためとなりました。
先にお父様が亡くなり、
そしてお母様は、その後大病を患い、今は介護が必要となっているそうです。
妹さんの家と彼女の家は新幹線で2時間弱。
乗り換えを入れたら半日はかかります。
年に何度も行ったり来たりをしながら、仕事もし、自分の子供のこともあり、
「大変」の一言で済む訳がありません。
ここ数年、自分の子供も進学、就職等々忙しくなり、介護の為の帰省もままならない上に、
今度はご主人の母を家に呼び寄せることになったそうです。
<心で応援しあう仲>
もう彼女には頭が上がりません。
本当に凄すぎます。
私だったら、もうイライラどころではなく、
周りに当たり散らしてしまうと思うのです。
なのに、たまに会ったり、メールをしたりする度に、私の愚痴ばかりを聞いてくれる彼女。
私が定年まで働いたこと、凄いって言ってくれて、
嘱託になってまだ働いていることを、自分の励みと言ってくれます。
そして、コロナが収まったら、絶対会いに来てねって言ってくれます。
彼女の方こそ、いっぱい愚痴があるに違いないのに、優しすぎます。
因みに、彼女のご主人は1歳年下なので、まだ現役です^^
そして、彼女は逞しく、保育園の調理補助の仕事をしています。
子供達が独立するまで、あと少し。
頑張って欲しいと思います!
だって、私も彼女の頑張りに勇気をもらっているのです。
高校時代のたった3年間を一緒の部活で過ごしただけの彼女です。
卒業後は全く違う世界へ行ったのに、ずっとこうして交流できるなんて、
凄いと思います。
今みたいにラインなんてない時代でしたしね^^;
私、友達って、実は少ないです。
困った時に何かしてもらおうとか、してあげようとかではなく、
ただただ、お互いを認め合う。
そういう関係が、心地よい。
彼女とは、そういう関係なのかもしれません。
いつも暖かく見守って、見守ってもらいたい❣️
それが私の「女友達」です。
それではまた^^!
(また、今日の学びお休みですm(_ _)m)