まったり人生
嘱託さんの学び日記
老いを考える

【老後、何をして過ごすのか】

「仕事」=「やるべき事?」

それとも「やりたい事?」

会社を完全リタイアしたら、何をして過ごせば良いのだろう。
何かやりたい事がある人はいいけれど、
「何も思いつかない人」私も含め、沢山いるのではないでしょうか。

<やりたい事を探す人生>

先日、同年代と思しき男性同士の会話が耳に入りました。
「仕事辞めたいけど、辞めてもやる事ないからまだ決心がつかない」
「でも、もうフルに仕事する気力が年々無くなってきた」
「特にやりたい事もないし、何かないかなぁ」

その人達は旅行が趣味で、よく一緒に出掛けているようですが、どうやら趣味だけでは会社をリタイアする気持ちになれないようです。

でも、その気持ちわかります❗️

それにしても、「やりたい事」を探すなんて、、、
まるで、将来の夢を探している若者のようじゃないですか^^;

<いちご白書をもう一度>

昔を思い出します。
高校3年生にもなると、多くの人は進学か就職かの人生の選択をします。

まだ18歳の若者に、社会人となった自分を想像することは難しいです。
見えない自分の将来に不安が募り、心も不安定になり、自分のやりたい事、自分の夢ってなんだろうって、急に考えたりします。

私も、高卒で就職先を選ぶとき、社会人になるというのは、「青春の終わり」と捉えていて、同級生がどんどん当たり前のように就職活動を始めたことで、取り残されて行くような「焦り」を感じた事を覚えています。

当時大学へ進学する人達も、なんとなく大学に行って、それからやりたい事を見つけよう。そんなふうな気持ちで大学に行く人もいました。

♪就職〜が決まって〜、髪を切〜ってきた時〜、
もう若〜くないさと〜、君にいいわけしたね〜♪

歌:ばんばひろふみ 作詞・作曲:松任谷由実

「いちご白書」をもう一度
という、1975年の名曲の一節です。

当時中学生の私の心に、なぜがはっきり覚えているのがこの部分の歌詞です。
なぜだか子どもながらに、ずっと心に引っかかったまま大人になりました。

懐かしいです😊

<やりたい事を探すって贅沢な事>

学生さんが社会に出て、「何をやりたいか」を悩む事と、
定年を迎えた自分が、社会から引退して「何をやりたいか」を悩む事を、
同じステージで比べるのは、実に可笑しな話なのはわかっているけれど、、、^^;

なんかこんな感じの悩みを、遠い昔にも味わった気がして懐かしいです^^;

どうしてもやりたい事があって、それを貫くって言う事は、大なり小なり、周りに対して「わがまま」を通す事だし、
逆に、例えば家族の為だったり、純粋に生活の為だったりして、やりたい事ができないことは「我慢」する事です。

思えば人は、その狭間でいつも悩んでいますね。

でも、「やりたい事」を探せる事って、実はとても贅沢な事なんだと思います。

もちろん、自分も^^;
選択肢のない人も、実は世の中にはいっぱいいるはずなので。

<今は、時の流れに身を任せる>

今の自分は、ありがたいことに、社会にとっても会社にとっても「おまけ」の存在のように思います。
この「おまけ」も長くて5年。その間に「老後」を考えようと思っていました。

冒頭の男性達ではないですが、私も仕事を辞めた後の「やりたい事」がみつからなくて悩んでいます。
高校卒業を控え、就活していた頃の自分と全然変わってないじゃないですか!(成長してない〜😱)

もう仕事嫌だ、会社辞めたいといいつつ、65歳まで務めてしまいそうです。😓
でも、何だかんだ言っても、仕事は頑張っているつもりです😅

どうしようかと悩んでいるうちは幸せなのだ。「感謝」です。
そう自覚しつつ、今は仕事を選択した私です。
(と、来年も継続希望を出しました)

時の流れに身を任せ〜😅 (って、こちらはテレサ・テンさんの歌にありましたね)

今はそんな気持ちです。

ただ、この「やりたい事」って、『自分の為?人の為?』
両方だったら良いですね😊

それでは皆さん、明日もういい日でありますように。
おやすみなさい。

それではまた^^!