日曜日、母への面会へと行きました。
そうしたら、こんなの見つけちゃいました!
前日は雨。日曜日は晴れてはいたけど、怪しい雲が忍び寄っていました。
で、このキノコ。
写真では大きさが分かりづらいけど、真ん中のが1番大きくて、私の掌よりちょっと大きい!
(私、女性の割に手のひら大きいですよ^^;)
駐車場の後ろに生えていました。
もちろん、採って食べようなんて思っていないけれど、こう言うのを見つけると、『なんだか楽しい!』
母は昔、ワラビ採りが大好きでした。ヨモギ採りも好き。
春先になると、父と一緒にドライブがてらワラビ採りに出かけていました。
ワラビは持ち帰ってアク抜きをするのが大変そうでした。
なんせ多いのでね^^;
子供の私は、ワラビを採るのは好きだけど、食べるのは苦手だったなぁ。
でも、知らず知らずのうちに食べていたんだと思います。見た目がわからなければね^^; 騙される。
そういえば、ツクシも子供の頃はよく採ってきては、一緒にハカマを取るのが好きだった。
多分、忙しい母は大変だっただろうけど^^;
手が黒くなるのを見て笑えてくる。指が疲れてくるけど、剥けども剥けども一向に減らない量。それをみてうんざりしながらも楽しかったなぁ。
そういうひとときが子供だった私にとって楽しい時間だったと思うのです。
母は自然が大好き。
元々、福岡県の育ちですが、小学生の頃に熊本の田舎へ疎開の経験があります。
その頃、野山で遊んだのが原体験となっているのでしょう。
今でも、思い出しては『楽しかった』と振り返っています。
戦争中のことでもあるし、田舎の親戚の家での暮らしは、母の親(私の祖父母)は相当大変だっただろうな、と今でも申し訳なく思うらしいです。
でも、子供だったから親の苦労なんて1ミリも感じていなかったって。
それを言ったら、私もそうだよ。
九州から出てきて、私たち子供を育てるために、男並みに働いていた母です。
そんなこと、随分大人になってから気がついて、私だって、そうきがついてからはずっと申し訳ないなって思っている。
でも、私も子供だったからね^^;
ただ、すごいなって思うのは、その苦労を子供に1ミリも見せなかったこと。
でも、子供を育てることは苦労じゃないんだなって、親になったらわかる。
ただ、必死なだけ^^;
子供しか見えない^^;
人間、必死じゃないと本気出せないのかも。
子供はね、自分のために我慢しているのが嫌みたい。
好きなことしてくれたらいいと思うみたい。
それもまた愛なんだね。
まぁとにかく、母はその疎開をしている頃に、野山での山菜狩りの楽しさを覚えたんだろうなぁ。
他にも春には野いちご、秋には栗拾いもやったとか。
全部、自然のものだから、誰にも怒られません。
ところで、同じように旦那さんのお母さんも山菜狩りが大好きな人でした。
初夏になると、必ず山へフキを採りに出かけたものです。
もう、これは毎年の義務のようなもの。
お義母さんの絶対的支配のもと、毎初夏になると、私と旦那さんはお義母さんを山へと連れて行ったもんです^^;
お義母さんの山菜採り好きは、母よりもすごかった^^;
一旦山へ入ると、夢中で採り続けます。
1人でどんどん奥へも行ってしまうので、遭難しそうで怖かったです。
森の中ではすぐ方向もわからなくなるし、人が見える位置で採らないと、本当に危ない。
でも、お義母さんは自信満々で本当に困りました^^;
探すこっちの身にもなって欲しい〜
お義母さんの目的は、
採ったフキを自分で調理して、『きゃらぶき』にすること。
そして、それを家で食べるだけじゃなく、嫁いだ娘や息子たち家族へも配ることです。
十分『売り物』になる美味しさだったんです。
そんなお義母さんも、女手一つで子供を育てた苦労人です。
忙しい中でも、好きなことをするときは夢中になってのめり込む。
それがストレス解消にもなっていたのかな。
母と義母は性格は全然違うけど、『好きなこと』と『強い』ところはよく似てるんだな😊
さて、写真におさめたキノコはもちろんそのまま放置。
これが松茸なら黙って収穫だったんだけど、そもそも季節じゃないし、こんな平地ではありえません。
きのこに詳しくない、都会(じゃないけど)育ちの私でもわかります^^;
これは『毒キノコ』!
くわばらくわばら😐
それでは皆さん、今日もありがとうございました。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!