本当のことを言うべきか悩んだ結果
『黙秘権』とは、警察などでの取り調べで使う言葉ですけど、日常生活においても『言いたくないことは言わない』みたいな状況に陥る時が間々あるかと思うのですが、皆さんはどうなんでしょう。
そこまで強く黙るわけじゃないとしても、「真相を知っているけど、知らないフリ」をする状況は結構あると、私は実感しています。
という、難しい話からはじめてしまいましたが、今日ちょっとだけ「本当のことを言うべきか迷った」ことがあったのです。
それは、昨日で退職した人の話にまつわること。
詳しくは、昨日のブログ【また1人、私より先に去ってしまった】に書いたのですが、当人がいなくなった初日の今日になってから彼の噂話が出てきました。
たまたま話をしたのは2人の女子です。
20代と50代なんですが、なぜだか急にその退職した人の話になりました。
職場内では普段そんなにゆっくり話す時間もないので、きっと誰かに聞きたかったのだと思うのですが、その内容があまりにもどぎつくて、私はちょっと面食らいました😣
「△△さん(退職した彼)、昨日までだったね。どうして辞めたんだろうね。〇〇さん、知ってる?」
と直球で聞かれました。
(もしかして、私が知ってるかもと思って聞いてきたのかな。)と不信感の塊になる私。
もしかしたら知ってるかも、という程度で聞いてきたんだとは思いますけど、ただ、なんだかその聞き方がとても不快に感じました。
なので、咄嗟にでた返事はもちろん
「どうしてだろうね。全然知らないわ。」
それでも彼に関する話が続いて、
「幾つなんだろうね。声若いけど。」
「37?くらいらしい。結構歳だよね。子供もいるらしいよ。」
「なんか中途採用らしいけど、前はコンビニで働いていたらしいけど。」
「子供いるのにね。でも誰かのツテで入社したらしいけど、また辞めちゃって大丈夫なのかな。」
「せっかく紹介で入ったのに辞めちゃうなんて、そういう人はまた次のところもすぐ辞めちゃうかもだよね。」
と、えげつない話をするので、なんだか聞いていて辛くなりました。
それで私は、
「でも、うちの仕事は頑張ってくれてたよね。よく助けてもらったよ、私。」
と言うくらいが精一杯でした。
それにしても影でこんな言われようとは、、、。
よっぽど彼の名誉のために、私の聞く限りのことを言ってしまおうかと思いました。
でも私も本人から聞いた訳じゃないし、じゃあ誰から聞いたのか、ってなるし、そうするとその教えてくれた人は誰かを言わなきゃいけなくなるし、そうしたら私は口が軽い人間に思われるし、それは私だけじゃなく、私に教えてくれた人も同じと思われていまします。
そんな気持ちが咄嗟に働いて、
『ここは知らないに徹して黙っておこう』と、そう決めました。
知らないフリで黙っているだけなら、それは嘘ついていることにはならない。
と、思いました^^;
それに、何より『彼女たちに本当のことを言っても無駄だ』としか思えませんでした。
他人のことだと、皆んな厳しいなぁ。
なんでそんなに上から目線なんだろう、、、。
と言うことは、自分もここを去ったのち、何言われるか分かったもんじゃないってことですよね。
噂って怖い〜😱
さて、そんなモヤモヤした気持ちがもありながらも、今日は月初の為、仕事が大忙しでした。
やっと家に帰るとテーブルの上に毎月恒例の『あつた朔日餅』が置いてあるのを発見。
そうか、今日は今年最後の『あつた朔日市』でした。
忙しすぎてすっかり忘れていましたが、旦那さんはちゃんと覚えていてくれていたようです^^;
なので旦那さんにすぐ、
「あ、今日1日だったね。行ってくれたんだ。ありがとう。」
とお礼を言い、さっそく食後のお茶と共にいただきました。
やっぱり和菓子はほっとしますね😊
昼間の不快な思いがなくなりました。
ちなみに、今月の菓名は『白鳥の冬至』です。
昼間は気分の悪い話もしたけれど、みんな去っていった人のことはすぐ忘れてしまうことでしょう。
所詮はそんなもんだよね。
くらいの気持ちでいる方が、気が楽ですね。
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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