高齢者にも関わる2024年問題
ニュースでたまに聞く『2024年問題』というワード。
働いている人にとってはまさに大問題となっている人も多いでしょう。
私も仕事を通じて、ちょくちょく耳にしてはいますけど、経営者じゃないので耳にするだけす😅
でも、身近な問題なのは『病院』です。
2024年問題の中には『医療』に関してのこともあるので、高齢者には大問題なのでは?って思います。
医師も人間。
働きすぎては先生の方が病気になってしまいますから、私たちも協力できることはしないとね、と思います。
2024年問題って何?
昭和時代からバリバリと働いてきた私たちの年代は、『24時間働く』はカッコいい響きでもありましたが、正直、体がもたない人も多々おりましたよね。
職種や職場の環境とかによっては残業時間が多すぎて、『過労死』するということたまにニュースになっていました。
今は法律で残業時間の制度が整備されつつありますので、私のような会社員はわりと法律に守られているような気がします。
でも、世の中には、まだ具体的に整っていなかった職種もあったのですね。
それが、物流業、建設業、医師なんだそうです。
彼らの『時間外労働を2024年4月から規制する』というものが『2024年問題』と言われているのです。(注:規制はもっともっと多岐に渡りますよ〜)
彼らの時間外労働を規制して、働く人の健康を守るのが目的なのでしょうか。
文字にすると簡単そうだけど、実際はかなり難しそうです😥
なので経営者側は大変だと思います。
従業員の時間外を法定内で規制しなければ、会社が罰せられ営業停止に課せられます。
そうならない為には、従業員の働き方を変える以前に、お客である私達に一定の理解と協力を得る必要があります。
『便利』に慣れてしまった私達、簡単に生活習慣を変えられるかしら。
勤務医の過重労働と病院の改革
さて、お客である私達に一番身近な病院、それも大学病院やそこから派遣されている医師のいる病院は、この2024年問題が直撃しているらしく、ニュースでもやっていました。
(開業医はちょっと話からはずれます。)
勤務医って朝から診察、その後会議などがあって、手術を複数こなして、夜は当直。
翌朝そのまま朝から診察をして、患者への病状説明などをして、夕方には会議。
という弾丸スケジュールがザラなようです。
自宅に帰ってから、会議資料を作ることや、新しい医療の知識を得る時間はもちろん残業に含まれません。
アンケートで自身の健康状態に不安があると答えた人が半数近くいました。(NHKより)
さて、そんな忙しい医師達の労働時間を減らすにはどうしたらいいのか。
単純に医師を増やせばいい、という問題ではないのは無知な私にもなんとなく想像できます。
休診日が増えたり、手術がなかなか受けられなくなったり、何より救急医療を止めたりってことになったら、私達には大打撃ですよね😱
思えば、先日病院へ検査の結果報告を受けるだけでも何日もかかりましたが、それもこの影響なのかって思ったりしました。
しばらく通院しなかった間に、午後の診察日が減っていたし、夜の診療の受付は19時までだったのが18時30分までになっていたし、先生の指名をする時は予約が必須になっていていろいろ大変でした^^;
この病院が改悪なのかと思いかけていましたが、これが2024年問題に向けての病院の対策だったのかなって思います。
お客(患者)の私達にできること
と、いろいろ考えるに、なんとなく医者も私達と同じく、社会で働く人間であることを忘れかけていた節があるのかと、、、。
看護師さんとかもそうですが、医療に携わる方々の『ボランティア精神』に甘えすぎいるのではないかと、、、。
理屈では『人間』ってわかっているけど、苦しい時にすがりたい気持ちもあったりして。
なので、テレビで2024年問題の『医師の働き方改革』の話を観たとき、ちょっと私達も受診の心構えを持たなくちゃって思いました。
勤務医の過重労働は深刻なので患者である私達の協力も必要なのかなってことです。
思いつくのは、なるべく平日に受診するとかくらいですけど😅
あとは、救急車をタクシー代わりに呼ばないってことでしょうか。
先日ブログにも書きましたが、救急車を呼ぶか迷ったときは#7119もしくは地域の救急医療情報センターに連絡するといいと思います。
働き方って、一言では語れませんが、健康あっての労働なので、悪しき風習は国の力で改革すべきなのかと、今日はちょっと真面目なお話なのでした😊
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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<おまけの一言>
こちら(👇)参考にさせていただきました!