ミステリーなお引越し
駐車場が隣のご婦人が、ある日突然マンションから突然姿を消したことがわかったのは、3月も終わりのことでした。
それを教えてくれた下の階に住む奥さんとも、最近ではすっかりその話をしなくなり、もはや過去の人になりつつあった先月の半ばのこと、ちょっとだけ新しい展開がありました。
マンション共用部分にある掲示板に、彼女が住んでいた部屋の『リフォーム工事の工程表』が貼り出されていたのです。
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私の住むマンションではリフォーム等の工事をする場合、理事長の承認が必要です。
そして、承認印のある申請書と工事の日程、工程表が掲示板に貼り出されます。
それを見ると、『どの部屋の、誰が、どんなリフォームをするのか』がわかります。
今回、あのご婦人の部屋のリフォームの申請書を見ると、やはり施工主はご婦人の名前ではなく、聞いたことのない会社の名前でした。
実はあのブログを書いた2、3週間後に、ちょっとだけ新しい情報が入りました。
それは、あの部屋が『賃貸』だったということです。
なので、施工主が居住者のご婦人じゃなく、ある会社名だったことに、逆に納得した私です。
ただ、ご婦人はマンションが分譲された時から住んでいた人です。それがいったいいつ『賃貸』になったのかは不明です。
25年越えの分譲マンションですが、すでにいくつか『賃貸』の部屋があるらしいです。
でも、まさかご婦人のお宅もそうだったとは、全く知りませんでした。
売ったのかもしれない
さて、意外とご婦人がいなくなったことを知らなかった人も、リフォームが始まって掲示板を見て、やっと彼女がどこかへ引っ越したということを知ったようです。
(ご婦人のこと自体を知らない人も多いですが、、、😐)
でも結局どこへ行ったのかを知る人はいなさそうです。
ご婦人の住んでいた部屋は角部屋の4LDKでした。
入居当時は2人の娘さんと3人暮らしだったそうです。
離婚してから入居して、保険の外交員をしながら2人のお子さんを大学まで通わせたそうです。
思えば、1人暮らしに4LKDは広すぎます。
もしかしたらマンションを売って、どこかの1LDKのマンションに引っ越したのかしら。
賃貸にしたのかもしれない
でも、もしかしたら彼女は自分の部屋を賃貸に出したのかもしれないです。
70代半ばとはいえ、毎日車で外に出かける、とてもアクティブな人でした。
お金には困ってはいなさそうですが、派手目な生活をしていたご婦人には年金だけでは生活レベルが保てないでしょう。
だとしたら、やっぱりマンションを賃貸に出したのでは?とふと思いました。
以前、今年大学生になるお孫さんが他県に行ったと話していたので、その部屋が空いたのでは?と思います。
マンションを賃貸に出せば、副収入になります。
掲示板に貼ってあった会社はその手の仲介業者なのかもしれません。
いずれにしても、海千山千を生き抜いたかのご婦人は、きっと今もどこかで優雅に、そして抜かりなく暮らしているのでは?と思います。
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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おまけの一言
ただ、どうしてもわからないのは、結構自慢話を話していた人が、唯一引越しのことだけは『貝の口』だったことです。
やっぱり、『彼女の引越しはミステリー』です。