老害とは言われたくない
今日は7月から新しい上長になってからはじめての面談だったの。
で、念押しで来年3月で辞めますと伝えておいたわ。
上長との面談で
でも、私がアラサーさん達にはそういう話をしているせいか、やっぱりなんとなく知っていたみたい。
できれば最後までいて欲しいとのこと。
でも、最後は私の気持ちを尊重する風な返答だった。
『辞めたい人を無理に引き止める』と言うのは今の時代あまりないことなのよね。
でも『できれば辞めないで欲しいという声がある』と聞いて、正直嬉しい気持ちだったわ。
迷いがないと言えば嘘になるし、仲良くしてもらった職場の人達と別れるのは寂しいけど、先延ばししても同じかなぁって思うのよね。
さて、それはさておき、上長と初めての面談で少々話が脱線し、話題になったのは昔と今の職場の雰囲気の違いだったの。
上長はまだ40代後半の若さだけど、心は昭和なのね😅
今の職場の印象が『ゆるい』というか『甘い』というか、昔はもっとバリバリ仕事していたっていうの。
確かにね、って思ったけど、今のメンバーがやたらと若いのよ。
だから内心『みんなZ世代なんだから〜って思っちゃった😅』
団塊世代vs成田悠輔さん
それで私、昨日観たビデオのことを思い出しちゃった。
そう、昨日も書いた『成田悠輔』さんの一夜限りの授業のこと。
成田さんに71歳の男性が『今時の若い人への不満』をぶつけていたのね。
その男性はバリバリの昭和時代を働いてきた人で、定年後の今も働く現役の団塊世代なの。
その人の悩みが『若者への不満』だったのね。
例えば『挨拶ができない』とか『すぐ仕事を辞める』とか。
最近でこそ、『今時の若いもんは』っていう言葉も聞かなくなったけど、団塊の世代の多くは内心まだまだそう思う人が多いと思うのよ。
(旦那さんもかな😅)
それに対して成田さん曰く、
「(今の若い人から)頑張る感じがなくなっている。それは日本経済、日本の将来に夢がなくなっているのに関係しているのでは」
って指摘していたの。
そしてさらに、
「昔は『働けば給料が伸びる』『出世したら良い生活ができる』というわかりやすい未来像が描きやすかったけど、今は中途半端に出世すると部下に『ハラスメントだ』と言われるリスクがある。衰退産業で管理職になると、ひたすらコストカットして周りに恨まれる。そういう社会で『頑張って出世する』『成り上がってやろう』と思うべき理由がなくなっている」
と言うのだ。
つまり、『若者が情けないのではなく、社会自体が勢いや夢を失っている表れに過ぎない』と、語っていたわ。
だから、団塊世代の若い頃の社会とは全然違うのに、同じ思いを持っていない若者を批判することに、若者だって反感を持つのよね。
意見が一致しない事を認め合う
私もね、63歳だから高齢者の気持ちもわかる気がするのよ。(って、立派な高齢者よね😅)
でも、『情けない』『やる気がない』『甘えている』と言われる今の若者達を批判する高齢者達が、自分たちの若かりし頃の時代背景と全く違うのに、同じ気持ちになれって言うのはやっぱりおかしいわよね。
で、成田さんはこう言っていたわ。
『Agree to Disagree』(意見が一致しない事を認め合う)
「合意はできない、ただ合意ができていないという状態をお互いが理解して、その状態でしっかり進んで行くことにはちゃんと合意していこうということ」らしいの。
この話は深くて、パワハラからコンプライアンスまで話が及ぶけど、老いも若きも相手を認めるという姿勢が大事なのかなって思ったわ。
それがなかなかできないから、『今時の若いもんは』と言い、『だから老害なんだ』と反発されて溝は一生埋まらないわけだよね。
(私は老害とだけは言われたくない😣)
う〜ん、つまるところ『社会が悪い』ってこと?
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
最後までお読みいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけますと嬉しいです。