昭和上司 VS 平成女子
職場のお弁当の話です。
先日20代の女性職員との会話の中で、お弁当の後片付けの話になり、こう聞かれました。
「どうして女子だけでやっているんですか?それも昼休みに」
<女子だけの、職場の名もなき仕事>
私の職場のお昼ご飯は『マイ弁当』(外食、手作り弁当、コンビニ弁当、お昼抜き)または、『宅配弁当』です。(私は訳あって、今はマイ弁当です、、、詳しくは4月1日投稿で^^;)
で、今回の問題は宅配弁当の後片付けのことです。
配達員は所定の場所に大きな箱に入ったお弁当を給湯室に箱ごと置き、午後になったら回収に来るだけです。
暖かいご飯は設置してある保温庫に入れてくれます。お味噌汁の鍋は給湯室に用意してある電磁調理器の上に置いてはくれますが、スイッチは入れません。お箸、お椀諸々も置いていくだけです。
お味噌汁を温めるのは電磁調理器のある給湯室に1番近い事務所の人が入れてくれます。
そこまではいいとして、、、
問題は食後です。
使用後の給湯室を『誰かが片付けておかないと』なのです。
お弁当は注文した人が各自で取りに行き、各自でお味噌汁を注ぎ、終わったら運んできた空箱に入れるだけです。
片付けをする人は、ぐちゃぐちゃに入れた空のお弁当箱をある程度整えて箱に入れ直し、お鍋とお椀も箱に入れ、お弁当の回収がしやすいようにまとめます。
そして使い終わった電磁調理器と、ご飯を温めた保温庫をきれいに拭いて、シンクも拭き上げ、最後はふきんを石鹸で洗っておく。
簡単だけど、めんどくさい。
言ってみれば職場の『名もなき仕事』なのです。
13時からは仕事だし、12時30分ではまだ食べ終わってない人もいたりして、片付け時間も地味に気を使います。
とまぁ、前置きが長すぎましたが、
この地味な『名もなき仕事』を女子職員だけでこなしている。
という訳で、この仕事を「どうして女性だけでやっているんですか?それも昼休みに」と、冒頭のセリフで聞かれたのです。
<言われればごもっとも>
「本当だね。そう思うのはごもっともだと私も思うけど、、、」と、答えにならない私の答え^^;
元々昔から、こういう『名もなき仕事』は誰かに言われなければ率先してやる人はいません。
でも誰かがやらなければならない仕事。結局、気がついた人のボランティア精神でやることになるし、だいたいそういうことに気がつくのは女性だし、、、それも、ただの女子事務員さんが多い。
やっぱりアレですよ。昭和の名残りですよ。こういう悪き習慣は。
私も女子事務員として、『お茶汲み』ありきで入社しているので、こういうことも『女性の仕事』であると、『脳に刷り込まれている』んですよね。
だから冗談では男性もとは言ったことがあっても、本気でそうしようと思ったことがない。
古い昭和時代の考え方が変わらない政治家の批判はするけれど、自分も完全に意識改革はできていないって事ですね。
先輩からこの仕事を引き継いだ私も、『女性の仕事』と思っている訳ではないけれど、男性にも共有させるという『権限』もなく、せいぜい年長者として他の女性陣に『協力を求める』が精一杯😣
それに、こんな些細な『名もなき仕事』のことを、わざわざ上長に物申す『勇気』もありませんでした。
<私はずるい女^^;>
それがどうでしょう😳
さすが平成生まれは違います。
「私、今度上司に言ってもいいですか?」と平成生まれ女子。
私は一つ返事で、「いいよいいよ」と二つ返事^^;
Z世代の女性は、仕事をする上で、男女平等であるべきと思っているようです。(私生活は知らないよ)
でもZ世代の男性は同様に考えているのかどうか、、、
女性が男女平等に敏感なのに対し、男性はそれほどでもない気がします。
今回の片付けの件にしても、
「そもそも男性陣は気がついていないか、気がつかないフリをしているかのどっちかですよね。どっちにしても、どうかと思いますけど!」と、かの女性職員は憤慨気味で言います。
とはいえ、彼女にとっていちばん納得できない事は『貴重なお昼休みを、こんなことで割かれること』らしい😐
だから業務開始の13時から片付けはじめていいなら、それはそれでいいそうです。
いちいち「なるほど〜」と感心してしまう😅
確かに、これは職場での仕事である限り『無料奉仕』にあたります。
だから、私の心の片隅にもいつもモヤモヤがあったのかも、、、
それをうまく表現できず、何となく受け入れてきました。
さて、もし本当に彼女が上司に話を上げたとき、上司はどう対処するだろう。
『昭和上司 VS 平成女子』
私は中立で観戦かな。(ずるいかな?😐)
ちょっと楽しみな私です^^;
それでは皆さん、今日もありがとうございした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^;