帰って来た頃は、
もう私はここにいないから
と、タイトルは少し大袈裟な気がしないでもないですが^^;
今日は以前一緒に働いていて、今は別の事業所に勤めている男性がはるばる「お別れの挨拶」に来てくれました。
30代半ばの彼は、5月から海外への転勤が決まっていて、来月早々に奥さんと幼いお子さん2人を連れて日本を離れるそうです。
やっぱり転勤族は大変だなぁ、、、
と私は思うけど、パートで働く彼の奥さんは、仕事を辞めて家族で行くことに異論はなかったみたいです。
きっと、これが初めての転勤じゃないし、転勤族と結婚したのだからと初めからいつかは海外もありうると覚悟はしていたのだと思います。
でも、そうやって国内であろうと、海外であろうと仕事のためにあちこち行ってくれる人がいるから、人類は発展してきたんですよね〜。
って、今日は大袈裟な表現が多すぎるかも^^;
そんな訳で、海外への転勤が決まった彼の今の仕事は、引き継ぎが主だそうです。
その引き継ぎもほぼ終わった今は、関係のあった人達への挨拶回りに勤しんでいるようです。
彼は30代半ばくらい。
私も同じ事業所とはいえ、別事務所だったので仕事では関わっていないのですが、たまに話す時にはいつも人懐っこく話してくれていたのが好印象でした。
海外転勤する人は、出世コースに乗る人の印象ですが、そういう仕事ができる頭の良さを鼻にかけないところが、上からも下からも好かれる所以かもしれません。
それでしばらく仕事の手を止めて、事務所の人たちと一緒に彼を囲んで歓談しました。
誰かが、
「また日本に帰ってきたら、ここにも挨拶に来てね」と言うと彼は、
「そうですね。またいつか会いましょう!」って調子よく答えていました。
「何年くらいかな?」
「う〜ん、3年から5年かな。」
それを聞いて私は、
「わぁ、その頃はもう私はいないなぁ。なので 顔を見るのは今日が本当に最後だね。」
と言いました。すると彼は、
「そうなんですか。じゃあ○○さんの顔まじまじと見ておこう!」って言うので思わず笑っちゃいました。
「私も見ておこう!^^;」
と言って、ちょっと睨めっこみたいになってまた大笑い。
そして、心の中では、若い人とこんなふうに会話ができることが、もうなくなることが寂しいと思っていた私です。
さて、多くの転勤者がそうするように、彼も転勤するの為に、挨拶回りをしています。
多分、関係会社やお客様へも挨拶回りに行っているかと思います。
コロナも終わったということで、最近では送別会も多いみたいです。
「送別会」という、もっともな理由があるので、毎日帰りが遅いことを奥様は許してくれているそうです^^;
海外へ行く前に「肝臓がやばい」って笑いつつ、今日もうちの上司と飲み会だそうです^^;
将来有望な社員は顔も広く、挨拶の範囲も多くて大変そうです。
そんな彼と比べるのもおこがましいですが、
私もそろそろ「お別れの日のことを考えておかなくては」と思っています。
でも、一体どこら辺まで挨拶すべきなのかしら?
とふと気になってしまいました。
できるかぎりメールのみ。
身近な人達とは今日みたいな感じで、
「バイバイ、お仕事これからも頑張ってね」と、軽く笑ってお別れしたいと思いました。
難しいなぁ、、、^^;
と言うことで、『立つ鳥跡を濁さず』をモットーに、少しずつしがらみを取り払いましょうか。
それでは皆さん、今日もありがとうございました。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
応援クリックしていただけますと嬉しいです。