年下が先に辞めていく寂しさ
今日で最終出勤という関係会社の人がいました。
まだアラフォーの男性ですが、とても気さくで話しやすい人でした。
電話やメールではほぼ毎日やりとりしているのに、1回くらいしか会ったことがありません。
それもずいぶん前のことで、顔忘れちゃいました^^;
電話では仕事口調でも、チャットだと友達みたいに会話して、冗談も言えて、時々プライベートな話もして、なんだか友達みたいって勝手に思っていました。
少し前、チャットで
「まだ公には発表してないけど、11月末で退職します。」と。
それでしばらくチャットで会話をしましたが、あえて理由は聞きませんでした。
それから1週間後くらいに、公式にメールで退職の挨拶がありました。
そういえば数ヶ月前に話した時も、意味深なことを言っていて、何か悩んでるんだなぁって察したことがありました。
その時私は、
「まだ若いからね。決めたんならしょうがない。でも、次の仕事の目処がついたらにしてね。」と。
「いや、若くはないですよ。もうアラフォーなんで。」
「いやいや、私から見たら全然若いよ」
「え?そう言えば幾つなんですか?」
「う、、、言いづらいけど、もう嘱託なんだよ。だからもう片足だけ突っ込んでるの」
「え〜〜少しだけ年上かと思ってました〜」
って、大笑い。
と、言っても全てチャットですが、、、^^;
あの時、もう決めていたんだろうなぁ。
再就職先を探しながら仕事してたんだろうなぁ。
お餞別をした方がいいかなぁ。
とか、いろんなこと考えて、スーパーで買ったお菓子を適当にみつくろって、おまけに適当な紙の手提げ袋に入れて贈りました。
付箋に「お世話になりました。今後のご多幸をお祈りします♪」とメモして。
こんな雑なお餞別で失礼かな。
でも、きちんとしすぎるのも私達らしくない。
もう会うこともないかもしれないから雑にしたわけじゃないですよ。
やっぱり、友達感覚のままお別れしたかった気持ちなんです。
それが伝わったのか、彼からチャットじゃなくて電話がきました。
私が「なんか大したものじゃなくてごめんね〜」というと、
「紙袋に札束入ってると思ってドキドキしましたよ〜。お菓子めっちゃ嬉しいです。」と言ってくれました。
そして、改めて「お礼」と「エール」の気持ちを言葉で伝え、彼は彼で「体に気をつけてください」と、老体の私を気遣ってくれる。
最後までテンポよく会話して電話を切りました。
夕方、彼の会社にも出入りしていて、彼とは本当にプライベートでも仲の良い業者さんが来て、私のところへ来て、退職した本当の理由を教えてくれました。
お子さんの病気のことがあって、仕事を家の近くで残業のないところにしたとのことです。
奥さんの負担も軽くしてあげたいしとも。
転職がブームとはいえ、こういう理由での退職も意外と多いかもしれないです。
なんだか、ツラいです。
そして、みんな口には出さずともいろんな悩みや心配事を抱えながら生きているんだなって、つくづく思ったのでした。
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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<おまけの一言>
、、、そしてまた1人見送ってしまった。
早く辞めなくちゃ、仲の良い人が皆んな私より先に辞めてしまうと焦ってしまう^^;