病の父との思い出の話
ふたご座流星群、綺麗でしたね〜😊
って、私は全然見ていないけど^^; (実はTVで見ただけです。)
職場ではリアルタイムで見たっていう人が1人だけいたけれど、眠たそうでした😊
見ようと思ったけど、寝てしまったという人もいました。
でも、殆どの人は話題にすら上がらず、、、
今回は私もそれほど興味も湧かなかったです😢
そういえば、先月の部分月食は残業中に職場で見ました。
それも、ものの数分^^;
みんなで写真を撮り比べて、すぐにまた仕事しました。
でも、ちょっとした気分転換になったなぁ。
子供の頃にも皆既月食を見たいがために、寝ないで夜空を見上げていたこともありました!
でも、睡魔に負けて結局終わりを見ていないのです。
あと、「月にはウサギが住んでいる」
そんなことを信じていたのは、何歳くらいまでだったのだろう。
クリスマスのサンタさんのことも、何歳くらいまで信じていたのだろう。
幼い頃に1度だけ、クリスマスの朝に枕元にプレゼントが置いてあったことがありました。
母に問うと、「〇〇おばちゃんが、くれたんだよ。」って、あっさり事実を教えてくれました^^;
それは、前日遊びに来ていた、母の妹が置いていってくれたプレゼントだったのです。
たしか、陶器でできたブタの貯金箱😊
サンタさんじゃなかったんだ〜って思った記憶です😅
流星群もいいけれど、満天の星空も素敵です。
田舎であれば、いつでも見られるであろう満天の星を、私はあまり見たことがありません。(都会育ちでもないけどね^^;)
今も都会に住んではいないけれど、家から見る夜空の星は全然輝いていないし、殆ど見えません。
記憶に新しいのは、大人になってから出かけたスキー場やキャンプ場などで見た星は綺麗だった。
もちろん、一番すごいのは「プラネタリウム」ですけど^^;
だだ、人生で一番心に残っている星空は、
父親の田舎で、父親と2人で見た満天の星空です。
それは、私がまだ20代の頃、父親の田舎へ行った時のことです。
父はその頃、ある病気のため、認知症の症状が出始めていました。
その日、父の兄弟の家で食事をした後、宿泊させてもらっていた別の親戚の家へ帰る為、夜も深まった時刻に田舎道を2人で歩くことになりました。
(母は田舎へは一緒に行ったけど、この日は食事会に行かなかった記憶)
周りは山村の田舎道。真っ暗闇です。
でも、懐中電灯は持っていなくても、
星空が街灯代わりになるくらい、満天の星は明るかった^ ^
そうは言っても、夜の山道はやっぱり怖くて、私は思わず父親の手を握りながら歩きました。
道案内は父親です。
田舎を出てから何十年であろうけど、帰り道を体が覚えていたんでしょう。
私は怖いながらも、「安心」を感じていました。
父が病気じゃなかったら、、、
もっとおしゃべりもできたんだろうなとか、
それでもやっぱり手を握って「安心」して歩いたんだろうなとか、
今でもつい考えてしまう。
だって、あの頃はまだ、その数年後、父が寝たきりになってしまうなんて、思ってもいなかったから。
満天の星を眺めていると、たまに流れ星も見られます。
「あ!」という間に消えてしまいます。
とても願い事を祈っている暇はありません。
本当に流れ星が消えないうちに願い事が叶うなら、
やっぱり「父の病気が治ること」を祈っていたでしょう。
満天の星空を見ると、ちょっとだけ心をよぎる、私の切ない思い。
「夜道の怖さに、とても流れ星を見る余裕も無かったな。」
「手を繋いでくれた父に安心していたな。」
そんな気持ちでした。
・・・父がその時患った病名は「パーキンソン病」です。
誰にも言っていない、私の思い出でした。
今となっては、「手を繋いでくれてありがとう」の気持ちです😊
それでは皆さん、明日もいい日でありますように。
おやすみなさい。
ありがとうございました!