一族が集まるお正月は大忙しだったのだ〜
お正月休みも終わり、今日は初めての週末であり、暦の上では3連休。
今年は移動制限も解けて、里帰りや旅行に行った人も多い中、我が家は今年も親戚の集まりもなく、特別旅行に行くでもなく、自宅での「静かなお正月休み」ではあった。
<親族大集合のお正月>
コロナがなければ、旦那さんのお義姉さんの家にお呼ばれする年もあって、賑やかでもあった。
でも、旦那さんのお母さんが元気だった頃は、我が家に身内が勢揃いするという、お正月はとても賑やかでもあり、大変な日でもあった。
それは私が嫁ぐ前の、前の、前からの恒例行事であり、だから旦那さんが子供の頃にはすでに行われていたらしい。
お義母さんにとっては、家族の絆を深めるための大事な日だったのかもしれないと思う。
何しろ私が嫁ぐ前は、お義母さんの兄弟夫婦やその子供達まで呼んでいたそうだから、すごい。
そういう訳で、お義母さんの気合いの入れ方は半端じゃなかった。
お義母さんは数日前からおせち料理を作り始める。当日はだし巻き卵や茶碗蒸し、鰤の照り焼きなど。お刺身も自分で切って盛り付けます。
どれも全部美味しいからね〜😊
それを横目に私の方はと言えば、長男の嫁とはいえ、当時からお仕事優先だったので、作るというその領域にはあまり踏み込まなかったです。(むしろ踏み込めない😅)
でも、親類達が集まる日はそうはいかない。
配膳やデザートの用意や食後のコーヒーを出すこと。そして子供の遊び相手くらいは私の仕事^^;
当日は朝から来客の準備して、お義母さんのお手伝い。ゾロゾロと訪れる兄弟夫婦、子ども達をもてなして、全然ゆっくり座ってなんていられない。
皆んなが帰った後は、お義母さんも飲んで動けないので、私がほぼ1人で片付けをして、正直、「仕事で残業の方が楽」と思ったものだ😥
それでも、その時は来てくれた以上は楽しんでもらいたいし、私の中にある「サービス精神」が湧き出てきて、ついつい頑張ってしまう😊
もしかして、「私って事務員さんより接客業の方が向いているかも?」って自分でも思ったするくらいだ😅
<お年玉だよ!子供たち全員集合!>
さて、大人たちが酔っ払う前に、子どもだけに特別の儀式を始める。
それはもちろん!『お年玉』
子ども達にとっては最大のお楽しみ😊
仕方ないって思うのは、当時はまだ私たち夫婦には子どもがいなくて、出す一方だったから(ケチ?)
でも、お義母さんには家事全般をお任せしていたので、6月と12月には特別ボーナスを出していて、子ども達にはお年玉をあげて、おもてなしの食費代も実質私達が出していた訳で、結構な出費だったなぁ。
そうかと言って、国民年金だけのお義母さんに、負担かけるのは申し訳ない気持ちもあったし。
さて、かれこれ25年以上も前の我が家のお年玉事情。
不公平の無いよう、学年などを考慮して、ある程度のルールを決めていた記憶。
就学前の子には、500円。
小学生は低学年が1,000円。
高学年が2,000円。
中学生が3,000円。
高校生が5,000円。
そして、19歳で10,000円。
成人式迎える子にはお祝いとして20,000円。この時、これでラスト宣言していたっけ。😅
当時はまだバブル景気もあったけど、世間の相場もこれくらいだったのかなぁって思う。
でも景気が良くない今の時代も、まだこれくらいの金額じゃないかな?
(あくまでも庶民の話だけど〜😐)
<手渡しすることに意義のあるお年玉>
お義母さんが亡くなってしばらくは、親類が集まることがなくなってしまいました。
共働きの私たちにはその時間と、マンションだったので大勢が集まる部屋もない。
さらにさらに、お料理もできないし^^;
やがてお義姉さんが自宅に招いてくれるようになり、息子もそこで「お年玉」をもらえるようになって、息子にとってもいい思い出を作ってもらえたなぁと感謝です。
さて、私は『お年玉』って、やっぱり『手渡し』がいいなって思う。
若い人が聞いたら、『古臭い!今はスマホがあれば簡単だ!』とか言われそう😱
確かに今はネットで送金もできる時代だし、コロナで対面も難しい時代だ。
でもコロナが収束したら、ちゃんと『手渡し』してもらいたい。
せっかくの日本の文化だし、人間らしい気がする。
子供の情緒って、こういう経験からも育つものだとも思います。
そんなことを思い出していて、ふと気がついた。
今年は誰にもお年玉を渡していないってこと。
いいのか悪いのか、、、😅
それでは皆さん、明日もいい日でありますように。
おやすみなさい。
今日もありがとうございました^^!