老親が原因の介護離婚?
今日は旦那さんと2人で私の父のお墓参りに行きました。
家を出てすぐ、息子同士が同級生のママ友にばったり遭遇。
本当に久しぶりでした。
別居の報告
最近めっきり合わないなぁと思っていたら、驚きの言葉が返ってきました。
「先月引っ越したんだよ。」
「え?そうなの?どこへ?」
「すぐ近くのXXだから、目と鼻の先。で、旦那は親の介護で田舎に行って今別居中なの。」
離婚とは言わなかったものの、、、
マンションを出て行ったこと自体、只事ではない感じがしました。
でも、そこは深くは聞けませんでした。
ご主人の田舎は、生まれ故郷という意味だけじゃなく、実際に田舎のようです^^;
そんな田舎にまだ引きこもりたくないし、そもそもご主人の親とは仲が良くないそうです。
2人の子供は社会人とはいえ、娘の方が実家から職場に通っているし、彼女だって仕事があります。
そんな今の生活を投げ打って、馴染みのない田舎へ行くなんて、どう考えてもできない。というわけで別居という結論に至ったのだと思います。
彼女とそのご主人の生い立ちや家庭環境の深くを知らない私が、今それを知ったとて、どうしようもない、って瞬時に思った私は、
「まだ、若いからね。いいんじゃない。旦那さんの親のことは旦那さんに任せれば。」
と、軽い感じで返答し、お互い今はゆっくり話す時間もなかったので、ラインの交換だけして別れました。
親の介護が別居の理由
あとからゆっくり考えると、不思議だなと思う点がいくつもありましたが、『彼女は今頑張っている』ということだけは伝わりました。
いろんな思いを抱えて、よくよく考えて決めたこと。
ただちょっと子供が同級生、というだけの私がとやかく言う立場ではありません。
ただただ、応援したい気持ちです。
旦那さんとお墓へ向かう途中、
「親の介護が原因で家族がバラバラになるのは、辛いね。」と話ました。
でも、もし私たち年老いてどちらか1人になった時、自分が子どもの人生の足かせにはなりたくない。
そうかと言って、介護の必要な親を1人にしておくのも辛いと思う子供の気持ちも、今まさにその年代の私にも良く分かります。
そう思うと、私の母はすごいなってつくづく思います。
父の介護の為とはいえ、まだ60代前半で併設のケアハウスに入所しました。
その決断力、行動力の速さにおどろきました。
でも、そのおかげで現在の母は穏やかな余生を過ごしているのです。
お墓参りに行ってきました
さて、お墓参りですが、今年のお盆は兄夫婦が行ってくれました。
その時に、秋のお彼岸もまだ暑いだろうから母を連れては無理という話になっていました。
お墓は小高いちょっとした山の中にあり、駐車場からお墓までが坂道なので、杖で歩く母にはきついであろう、という3人の子供たちの総意なのです。
そんな事情もあり、母が1人でお墓参りに行くことは今ではもうほぼ不可能。
そこで今回は私が代表してお墓参りへ行ってきました。
坂道を登りながら、
「膝が痛い」と言いつつ歩く自分に気がつきました。
やばいです。
「もっと鍛えておかないと、私もお墓参りに来れないぞ」
そんな危機感を抱いたりしました。
訳あっておでこに傷を作っている旦那さん(^^;)も、あちこち痛いと言いながら坂道を登っておりました。
お墓に花を手向け、蝋燭を灯し、月見団子を供え、お墓の写真を撮って兄達にラインで送りました。
これが父からの目線かなと思い、お墓目線でも一枚写して送りました。
お墓参りをすると何となく心が落ち着くのは、お墓参りは故人の魂を癒すのではなく、おそらくその反対。
今、生きている人の心を癒す行為なのだと思います。
お墓参りをすることで、心が洗われ、清らかな気持ちになるのです。
これが『ご利益』なのね😊
そんなことを思えるようになった私自身が年老いてきた証拠ですね😣
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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