上手に働くために
今日は美容院でしたが、今年入った若い男性の姿がありませんでした。
この春、専門学校を出たばかりなのかな。
ガウンをかける、洗髪後にマッサージをしてくれる、などしていました。
最初は緊張していたのか、動きがぎこちなかったのを覚えています
今日はもう少し先輩の女性がアシスタントがやってくれて、彼がいないことに気が付きませんでした。
でも、担当のスタイリストさんがカットをしながらボヤいた言葉から、『あ、辞めちゃったんだ』って察しました。
その言葉とは、
『今の子って、最後の日も一言もないんだよね。』
でした。
スタイリストへの道のりは厳しい
私の担当のスタイリストさんは40代後半かな?
もう15年近くの付き合いでしょうか、長くて忘れてしまいました。
年々、貫禄がついています😅
それもそのはず、彼女はその店のトップスタイリストみたいです。
でもそんな彼女は高卒で、美容系の専門学校には行っていないそうです。
その代わり、お店でアシスタントをしながら就業後にレッスン時間があったとか。
それこそ休日返上で練習に励んだそう。
それでも同期入社の子が先に試験に受かったりして、辞めたくなったこともしばしばあったみたいです。
美容師の世界は、というか、どんな仕事も最初は下積みです。
経験を積んで、実績を出さないとそれなりのポジションに就くことはできません。
彼女の今は、その経験を経てきた結果なんでしょう。
当人にしかわからない
最近では専門学校で美容の勉強をしてから入ってくる人が大半なんだそうです。
そうすると美容師の資格(国家資格)を取得している人もいるわけです。
とはいえ、入ったばかりのサロンですぐに一人前に働けるわけじゃありません。
やっぱり、アシスタントからのスタートです。
試験だってあるようです。
アシスタントは給与も安いし、仕事も当然補助的なものばかり。
遊びたい盛りの若い子は休日が友人と合わず淋しい思いをするようです。
若い頃は誘惑も多く、努力とか辛抱ができないことは、確かにわからなくもないです😣
でも、ある程度のことは就職前に調べてはいても、世の中『聞くと見るとでは大違い』
もしかしたらこの美容院に何か問題があるのかも知れません。
それは『入ってみなければわからない』し、『そこにいる人しかわからない』です。😣
愛想と愛嬌は必要か
それは仕方ないとして、スタイリストさんはちょっと別のことを心配していました。
彼女曰く、
「その新人さんは『愛想が全くなかったから、次の仕事でもそうだったら大丈夫かなぁ」
ということでした。
最後の出勤日も、誰にも挨拶無しだったとか。
それから話は雑談になって、2人で『今の若い人はわからないね〜』と😅
(でも、彼女はまだ40代😣)
で、私が思ったのは、新人さんには『愛嬌』と『愛想』のスキルが足りなかったのかなってことです。
この二つ、なくてもいいかもですが、あったほうがいいって思うんですよね。
『愛嬌』も『愛想』も仕事をする上ではどちらも大事なスキルだと思うのです。
『愛嬌』は生まれ持った性格で、『愛想』は表現するものって感じがします。
だから、『愛嬌』のない人は『愛想』でカバーするしかない。
でも、『愛想』って結構努力が必要ですよね〜😅(つまり、演技力?)
担当スタイリストさんから見た元アシスタントは、そのどちらもなかった、と言いたかったのでしょうか。
次はどんな仕事をするのか、再びどこかの美容院へ行くのか、いずれにしても、『転職が心配』なようでした。
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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