まったり人生
嘱託さんの学び日記
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【赤毛のアンと理想の女性像】

強くて逞しく、賢くて優しかったら
美しさは二の次でいいよね⁉️

昨日のブログで少し触れましたが、

NHKの番組で現在放映中の「アンという名の少女」(カナダ制作)を毎週みています。
これが「なかなかいい作品」だと私は思うので、今日はその話でございます^ ^

ドラマの内容は、かの有名な作家「モンゴメリー」の「赤毛のアン」をもとにして作られていますが、ドラマだけのオリジナルのストーリーもあるようで、正直細かい内容まで覚えていない私は、それも合わせて楽しんでいます^^;

何しろ、小説だと分からなかった世界観が、映像だととてもよく伝わってくるんです。

<貧困と差別のある世界>

行ったことのない国なのに、なんとなく懐かしい気持ちになるのは、その映像の美しさのせいかもしれません。

そして、小説の世界観がリアルに再現されているところも気に入っていて、毎回録画して観ています。

放送が日曜日の夜11:00からなので、リアルタイムで見るのはちょっと厳しいので^^;
(翌朝、絶対寝坊しちゃう自信アリ。😓)

物語の中で、孤児院時代に受けたいじめの数々。そしてアンやアンの周りに起きる事件や悩みの数々。

それらを彼女の奇想天外な想像力と行動力で乗り越えながらアンは成長していきます。

そして、悩み苦しんでいるのはアンだけではありません。

100年以上も前のカナダの田舎町が舞台ですが、貧困や差別はもっともっと昔からどこの国にも起こりうる、人間が生きていく上で必ず起こる問題です。

ドラマの中では、周りの友人や親代わりとなったカスバート兄妹たちにも、それぞれに悩みや苦しみがあることを表現しています。

虐める人も虐められる人も、
騙す人も騙される人も、
搾取する人も搾取される人も、
皆、生きることに必死なことがドラマの中からわかります。

現代社会にも多かれ少なかれ、こうした人間の悲喜交々があります。
だからこそ、共感できるシーンがいくつもあるのかもしれません。

<アンの魅力>

アンがいろいろな事件から何度も打ちのめされても、その都度前を向くことができたのは、どうしてだろう。

私が子供の時に読んだ記憶にあるこの物語は、ただ不幸な少女の成長する物語としか思わなかったようで、、、^^;

面白かった印象はあったけど、多分当時の私は本を深掘りする読解力が全くなく、読み直すことが無かったです。

そんな私が今ドラマからわかるアンの魅力はこんなところでしょうか。

*アンは虐められても、虐める人にはならな かった。
*騙されても、騙される人にはならなかった。
*搾取されても、搾取する人にはならなかった。
*強くて賢い人間であること。

つまりは、アンは人を裏切らない、優しくて誠実な子供であること。

そんなところに惹かれるのかもしれません。

アンのような強さと賢さ、勇敢さと優しさを持つ女性に憧れます。
これが可愛い女の子だったら、ただの嫉妬になっちゃいますね。
(多分、そこがミソかもしれません^^;)

いつの世も、どんな世界にも表と裏がある。
善と悪がいて、上と下がある。
ほんの些細なことで、人はそのどちらにでもなり得る。

赤毛のアン意外にも、そんな人間の本質を表した物語が世界には数多くあります。

それこそ、星座にまつわるギリシャ神話だってそう。
(あ、あれは人間ではなく、神々の話でしたね^^;)

<映像がいいと思う!>

小説でもマンガでも、ドラマでも映画でも、そしてTVにネット。
それらは私達に、経験できないこと、知らないことを沢山教えてくれます。

人間って、人間らしく生きる知恵をずっと模索しているんですね。
(気が遠くなります😩)

そのうち、A Iが地球をコントロールして、人類史はただの過去の記録となるのでは?

と思うと、今こうしてドラマやアニメを楽しむことができて良かった😅

AIにはわかるまい!

なんだか、赤毛のアンから壮大な話になってしまいました。

でも、TVでドラマって、やっぱり楽しいです^ ^

周りの同年代の友人は“韓流“にはまっていたり、民放の各局のドラマにはまったりしています。

若い世代にはTV離れが進んでいる昨今のようですが、ドラマはスマホで見るよりやっぱりTVがいいですよ!

そして、アニメも同じ。スマホより絶対いいですよ〜😊

もっというなら、スマホでもTVでも映画でも、
きっと良い演出の「映像」が小説の世界観をわかり易く表現してくれているんだと思います❗️

と言うことで、赤毛のアンは今、シーズン2が絶賛放映中です❗️

それでは皆さん、明日もいい日でありますように。
おやすみなさい。

それではまた^^!