働き方改革は『教育現場にも』
卒業シーズンです。
先日朝のテレビ番組で『卒業文集が廃止になる』学校が増えてきているという話題があがっていました。
その理由は、『教師の長時間労働』です。
以前からこの問題は耳にしていましたが、いよいよその改善策に学校が動き出した、ということなのでしょうか。
もう大人ですが、子どもを育てた親の立場としては寂しい気持ち。
一方で、教師も人間。過度な労働で心身を病んでは気の毒、という気持ち。
では、どうするか。
その代替策も、今の時代ならではの案がいっぱいありました。
いろんなことが『AI』でできる時代ではあるけれど、心は込めてあげて欲しいですね。
賛成?反対?学校から卒業文集廃止と言われたら
働き方改革で卒業文集がなくなるという話を聞いて、ちょっと驚きました。
先生達の仕事が多すぎて、卒業文集作成する為の時間が割けないらしいのです。
なるほど。
確かに、教師の長時間労働は昔から問題になっていたので、納得の理由です。
2024年問題でいろんな職種の『働き方改革』が始動されますが、そういえば教師はどうなのか、もう子供も社会人だし、全く知る由もありませんでした。
もし、息子が小学校卒業時に学校からそんな宣言をされたら、多くの保護者の反対の嵐で大問題だったかもしれないです。
昔は反対、今は賛成、と言うより、「受け入れられる」でしょうか。
でも、保護者や子供達を納得させるには、代替案がなくてはね。
代替案、どんな時もこれは大事です。
派手過ぎず、地味過ぎず
では、代替案ですが、例えば、デジタル移行。
そして、寄せ書き方式にする。
あとは卒業アルバムに一言を書き添える、などなどでした。
先生達のアイデアが試されますが、デジタルにするなら、そういう専門職に制作委託することになるのでしょうね。
結婚式や成人式の前撮りやアルバム作成みたいですね😅
教師が手作りすると時間がかかり、委託するとお金がかかる。
ただ、世の中どんどんいい物が増えていて、その分どんどん派手になる気がします。
そう思うと、昔は地味ではありましたが、『安定の定番』で十分だった気がします。
その分、担任の先生からの一言が心に沁みたりします。
私は高校卒業の時、担任の先生が手書きの書で一人一人違った言葉を色紙に書いてプレゼントしてくれた思い出があります。
その言葉を声に出して読み、「おめでとう」と言って全員に渡してくれました。
私に贈ってくれた言葉は『感謝』でした。
残念ながら色紙はもうありませんが、言葉は心に残っています。
卒業文集は読み返す?
それにしても、シニアの私、卒業アルバムあったかな😅
探せばあるのかも知れないけれど、あってももう読み返したくない気持ち😣
読み返したとしても、若いうちだけだと思います。
話題がない時にはいいかもですね😅
将来なりたい職業とか、学校時代の思い出とか、家族への感謝とか書く訳ですが、時代とともに書く内容も添削時に気を使うそうです。
正直な気持ちを書くと、直されるってことでしょうか。
例えば仲良くした友達の名前を書くと、名前を書かれなかった子どものことを気遣わないといけないとか。
子どもの方も人に見られることを意識して、本音を書かないとか。
普通の子どもはみんな、大谷翔平みたいに未来予想的(人生設計)なこと書けないのです。
やっぱり、文章を書くのは難しい。
そのうち卒業文集もAIが書くようになるのかもしれないですね。
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^!
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<おまけの話>
それから、時代と言えばそれまでですが、教師という仕事がビジネスと考えているのだとしたらちょっと残念な気持ちです。
思えばかつて息子が通った保育園、小学校、中学校、高校は、みんなごく普通の学校でしたが、有難いことに、どの卒業式も先生方も生徒達も卒業式を盛り立ててくれた気がします。
どの先生だったか忘れちゃいました(笑)が、「卒業生を受け持つ担任は教師にとって、この日(卒業式)が1番大事」って言っていたくらいですから。
今でも『感謝』しています😊