ヨタヘロ期を迎える前にできること
〜 豊かに生きる原動力は何? 〜
こんなコロナ禍の今ですが、同年代の人たちは、どのくらい豊かに生きているのでしょうか。
豊かに生きていると実感する時って、どんな時なのでしょうか。
買い物? 映画? 野菜作り? 読書? 絵を描いたり? お菓子作り? 山登りとか旅行とか?
温泉もいいなぁ^^ それとも普通にドライブ?
散歩しながらのお寺めぐりも素敵じゃない?
美しい空や海を見るだけでも、心は和みます😊
そういう一見ささやかなことにも『生きる原動力』はあると思います。
でも、それもこれも、
「ヨタヘロ」になってしまったら、何もできないってことです😱
ということで、今日の処方箋は、、、
『豊かに生きる原動力』のことです。
〜 ペットが豊かに生きる原動力? 〜
樋口恵子さん(87歳)はおっしゃいます。
『ペットは豊かに生きる原動力』
女性自身 1月18日・25日号 より
「ペットを飼うと、ペットが年老いてみとるまでは元気でいなければならないという責任感が生まれ、必然的に日々、自分の心身の健康に気をつかえるようになります。」
(樋口恵子さん談)
そうですね😐
言わんとされること、なんとなくわかります。
この言葉で母のことを思い出しました。
母は高齢者福祉施設に住んでいるので、当然ペットは飼えません。
でも、施設に入る前は、父の介護をしながら1匹の白猫を飼っていました。
母が今の私くらいの年齢の頃は、毎日、父の世話と猫ちゃんの世話に追われていたのです😢
でも、父の介護は過酷でしたが、猫との同居で母は随分癒されていたと思うのです。
しかしながら、やがて父は寝たきりとなり、施設に入ることに。
一緒に父の施設に入ることにした母は、愛猫をどうするかで随分悩んだと思います。
結局、近くに住んでいた兄の家に頼み込み、預かってもらうことになりました。
でも兄の家にはすでに1匹の柴犬がいたんです😅
母の猫ちゃん、兄の家で先住民のわんちゃんに痛烈ないじめに遭い、居場所がありませんでした😣
TVでよくやるような、仲良しの犬と猫にはなれなくて、普段は洗面所に引きこもっての生活だったようです。
たまに母が遊びに行くと、かつてのように「ニャーニャー」と甘えてきたそうで、性格は犬みたいな律儀な猫ちゃんだったのです😊
その数年後、母の猫ちゃんは寿命を全うしました。
〜 ペットを飼うなら? 〜
でもその後、気落ちした母に新たなお仕事ができました。
それは、施設の近くに住む母がとてもお世話になっているご夫婦がいて、そのご夫婦が遠方に別荘を買ったことがきっかけでした。
そして、ご夫婦が別荘へ行っている留守の間、飼っている2匹の猫ちゃんの世話をしに行く、という仕事をお願いされたのです。
飼い主さんは一度別荘へ出かけると、10日以上も留守になる時もありました。その間、朝夕の2回、母はその家に歩いて通っていました。
いろいろ大変だなぁと思っていましたが、母は意外と楽しそうでした。
お世話になっている人への『お礼』の気持ちと『猫が好き』という気持ち。それがきっと、母の『生きる原動力』となっていたんだなぁ、と思うのです。
その後母は、長年に渡り猫ちゃんたちのお世話をしてきましたが、もともと高齢の猫ちゃんたちは、コロナ禍になる少し前に、2匹とも順番に天国へ逝ってしまいました。
偶然なのか、必然なのか、その後の母の足腰、記憶力などの衰え方は早かった。
追い討ちをかけるかのようなコロナの自粛生活はもう2年にも及び、母の生きる原動力は未だ見つかりません😢
思えば、この話を載せている樋口恵子さん(89歳)とさほど変わらぬ年齢の母(88歳)。
樋口さんは娘さんと猫3匹と暮らしているそう。
頭も体もシャン!としています。
生活環境も影響するのかな、と思えてしまいます。
そんな、我が家は旦那さんと2人暮らしのペットなし。
ペットを飼うなら私は「猫派」ですが、どうやら旦那さんは「鳥派」😐
だからペットを飼うのはまだ現実的ではなさげです😅
それでは皆さん、明日もいい日でありますように。
おやすみなさい。
今日もありがとうございました。