まったり人生
嘱託さんの学び日記
日常の四方山話

【思いやりがある人かどうかは、何気ない態度でわかる】

さりげない優しさに感謝

先日、母を薬局へ連れて行きました。

もう何年も前から「最近物忘れがひどいから。」が口癖ですが、いや本当にちょっと最近の母の物忘れは心配になるレベルです。

そんな母の買い物する様子を見ていると、身内だからか心配でハラハラします^^;

母の財布は小銭だらけ

いつも買うものは薬の他にドリンクや、洗剤など。
今回珍しく、無塩トマトジュースを何本か買い込んでました。
最近の母のブームなのかもです。
無塩トマトジュースは血圧を下げる効果やコレステロールを減らす効果もあるらしいので、止めませんでした。

これが糖分の多い清涼飲料水だったら絶対止めます。
本当はドリンクも止めさせたいのですが、、、😥

あと、最近はお茶を沸かすのも億劫になったのか、麦茶も作らなくなり、もっぱら自販機でペットボトルのお茶を買っているらしいです。

薬局で500mlの緑茶が88円というのを見て、こちらも3本購入。
自販機は140円なので、確かにね。
ただ、スーパーで買う方が安いと分かっていても、買い物に出かけるのが大変ですから、自販機も致し方なしです😣

でも、施設の食堂のお茶をもらいに行くのは恥ずかしいと母は言います。
(水筒や急須にわざわざ汲みにくる人もいるらしいです。)
そういう気持ちは健在のようで、私はちょっとホッとしています。

さて、薬局のレジにいたのは30歳くらいの男性でした。
母が2,000程の買い物に対して1万円札を出し、端数の30円があるかもと財布の口を開いたら、
全額小銭で出せるんじゃないかな?と思うほど小銭がいっぱいありました。

で、私が「小銭で出せるんじゃない?」というと、店員さんもそれに気づき、
「そうですね〜」とやんわり言って、母が100円玉やらを出すのを待っていてくれました。

レジでの出来事

お財布からなんとか全額を小銭で出し終わった母に、店員さんが言いました。
「袋はありますか?」
で、私が「この袋でいいの?」と、母が手に持っていた手提げ袋を差して確認しました。
「あ、これでいいよ。」というと、店員さんが、
「ではこちらに入れますね」と言って、手際よく手提げ袋に入れてくれました。

多分、その薬局がそういうサービスなのかもしれないし、母が高齢だからかもしれないけれど、
どちらにしても、ごく自然な優しい対応に嬉しい気持ちになりました。

母は少しリュウマチの気もあるので、指が思うように動かないのです。

なので、財布からお金を出すのも手間取るし、レジで自分で袋に入れるのも手間取るかと思われます。

それもあって小銭が溜まりがちなのかな。
かつては計算が得意な母でしたので、せいもあるのだなと私は理解できますが、他人はモタモタしているとイライラするもの。
口には出さなくても、態度に出る人もいます。

根っから優しい人なのか、仕事だからなのか

そう思うと今回の店員さんは思いやりのある人だなって思いました。
それもとても自然な対応だったので、なんてできた人!
まだ若いのに、すごいです。

仕事だからなのかもしれないけれど、きっとこの人は根っから優しい人柄なんじゃないかなって思いました。

こういう小さなことだって、優しさだし、思いやり。

仕事だからだったとしたら、ちょっとわざとらしさが出ちゃうと思います。

そんなことを思った私はどうなのか。
正直自信はないけれど、誰に対しても丁寧に接したいとは思ってはいます。
それは社会に出てから徐々に思い始めたことだけど、10代の頃は「思いやり」って言葉が偽善ぽくって好きじゃなかったです。

この年になってやっと『思いやり』という言葉の意味と深さが少しわかってきたような^^;

恩着せがましくてもダメだし、わざとらしくても、大袈裟でもダメ。

まだまだ修行が必要だわ😐

それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
応援クリックしていただけますと嬉しいです。

PVアクセスランキング にほんブログ村