苦手な人と親の介護の話をする
昨日は母がまだ60代の若さで『老人介護施設』に父と入所した経緯（いきさつ）を軽く書きました。
そうしたら、今日はたまたま母より１つだけ年上の母親を持つ女性と親の介護について話をする機会があり、ちょっとした気づきがありました。
それは、母が自ら老人ホームに入所したのは、その年代の人には珍しい行動だったんだなぁってこと。
そして、母の子供への配慮（愛情）も改めて感じることができました。
思えば当時はまだまだ『老人ホームのことを姥捨山』と思う人が多かったし、『世間体を気にして入所を拒否』したりする人が多かったです。
変なプライドが周りを苦しめることになってしまうパターンは世間にはよくあることです。ましてや年を取れば取るほど、自分や周りを冷静には見れなくなるから困るんですよね。
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上から目線の後輩
今日は滅多に会話をしない人に話しかけられて、少々の驚き。
その人は私より2歳年下のXさん。
年下ながら、彼女は会社の中では数少ない女性管理職です。
途中、職種転換して総合職になって、万年平の私より今は断然上の立場です😣
それは別にいいとして、ただ彼女は若い頃からとても高圧的な話し方をする人なので、私はずっと苦手としています。
それでも一応私は先輩だし、彼女は事務所の人だし、話す時は『対等』に話すようにしていますけど😐
でもねぇ、根っからの性分なのでしょう。
もしくは彼女がとても高いプライドの持ち主なのか、何をどう話しても、自分以外の人のことは見下しているように聞こえるから不思議です。
自分の思ったことと違う行動をとる人を、頭ごなしに叱りつけているシーンを見聞きすると、こっちまで不愉快になります。
これ以上書くと『悪口』になりそうなので、彼女の性格はさておき、今日はそんなXさんと給湯室でバッタリ会いました。
いつもなら、こちらの挨拶にもろくすっぽ返答もなく去っていくのですが、今日は気分がよかったのか珍しく話しかけてきたので驚きです。
そう言う時はたいてい何か聞いて欲しいことがある時です。
高齢親を連れてのお花見ドライブ
で、その最初の言葉が、
「どっか花見に行ってきた？」
でした。
（あ〜やっぱり。これは、聞いて欲しい話があるのだな。）
って察知して、
「行ってきたよ、『東別院』に。Xさんもどっか行った？」
と、答えてすぐに質問返し。
彼女は待ってましたとばかりに、
「『東別院』も行ったよ。車であちこち回ったの。お墓参りで『平和公園』行ってから、『鶴舞公園』にもね。すごい人だった。」
『平和公園』は名古屋では有名な『墓園』です。
彼女の父親が眠っていると聞きました。
そこに母を連れてお墓参りの後、彼女の運転でお花見ドライブをしてきたそうです。
「もう、うちの母親は足が弱っちゃって、杖か手押し車がないとダメだから車で行ったのよ。でもダメだね。車も長時間乗ってられなくてさ、母親も『あと何回花見ができるかな』とか言うし、もう大変だったわ。」
と、のんびりした花見ではなかった感じでした。
昭和の人間は皆頑固なのだ
「そうなんだ。でもちょうど満開でよかったよね。お母さん喜んでたんじゃない？おいくつなの？」
「90歳？今年91歳かな。」
「え？じゃあ私の母より１つ上だね。うちは施設に入っているからコロナですっかり足腰弱っちゃったよ。」
と、話は互いの母親の話になりました。
で、私の母が施設に入った経緯を簡単に話をすると、Xさんは語気を強めて、
「うちの母は（老人ホームは）絶対嫌だって言うからさぁ。困ったもんだわ。」
と言っていました。
「そうだよね。あの世代ってみんな嫌がるよね。」
「そうなんだよ。おまけに頑固だしさぁ。」
「そうそう。昭和の人間は頑固だからね。」
と、笑いながら早々に話を切り上げました。
で、後から考えるに、彼女の母親は頑固なだけじゃなくて、きっとプライドも高いのだなって思いました。
だから世間体も気になるのかなって。
そして私の母が、父と一緒に自ら施設に入ったのは、『自分の心身を案じただけじゃなくて、私たち3人の子供その家族に迷惑をかけまい』という気持ちもあったんじゃないかなって気がついたのです。
私もいつか介護が必要になって、息子に老人ホームを勧められたら素直に入ろうと思ったのでした。
で、その頃の自分がとても頑固でプライドが高い年寄りになって、施設に入るのを拒否した折には、このブログを見せつけてくれたらいいと思います😅
と言うわけで、思いがけずXさんの悩みを垣間見た日なのでした。
親の介護の話は人それぞれで、こんな立ち話程度では結論なんて出るわけありません。
それに、どうせ私の意見は聞く耳持たないでしょうね😣
それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。
おやすみなさい^^！
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＜おまけの話＞
Xさんですが、実際母親の介護をしているのは同居している妹さんなんだとか。（独身かどうかは不明）
彼女自身はずっと1人暮らしの独身です。
だから24時間全てが自分の時間。
そのほとんどを仕事に捧げてきた彼女。
だから女性でも管理職になれたという、昭和時代を感じました😢
この話にも結論はありません😅
