まったり人生
嘱託さんの学び日記
老いを考える

【母の老後は、思っていた老後とは違っていたかも】

何気ない会話から、昔のことってよく思い出しませんか。
今日は私、現場の人と久しぶりに会話をしたのですが、その人の趣味が『野菜作り』と始めて知りました。

楽しそうに話しているのを聞きながら、その話から母の事が思い出されてきてしまいました。

母は60代半ばから数年の間、野菜作りをしていました。
それは母が若い頃からやりたかったことみたいです。

思っていた老後とはちょっと違いましたが、今でも畑をしていた頃のことは、苦しい生活の中でも楽しい思い出のようで、それはそれで今はやって良かったね、と思うのです。

趣味で畑仕事をしている人

今日のことです。
1人で作業員休憩所でくつろいでいた嘱託の男性(60代後半?)と少し話をしました。

仕事の依頼があって行ったので、まずは
「休憩中ごめんね。」
と、一応お断りしてから話しかけると、コーヒーのお供に『落花生』を食べていました。

落花生の外の皮は剥いてあり、茶色の薄皮はついていました。
それを見て、仕事の話の前につい、
「落花生美味しそうだね。」
と言うと、
「これ、自分で作ったんだ。で、おっかぁが煎ってくれて。ほんだで、焦げる時もあるけどまあまあ美味しいよ。」
と言いながら、引き出しからビニール袋に入った落花生をお裾分けしてくれました。

その場で私も薄皮を剥がしつつ一粒口に入れると、意外や意外、ポリポリとして香ばしくて美味しくて、全部平らげました。

ポリポリ落花生を頬張りながら、
「すごいね!え?△△さん、畑やってるの?」
と聞くと、もう何年か前から住んでいるところ(自治体)が貸し出している畑を借りているとか。

家からは車じゃないと行けない、ちょっと遠いところながら、職場からは帰り道だから週に2回ぐらい寄って帰るんだとか。
「夏は毎日寄るけどな。んでも、野菜はほとんど買わんよ。余るくらいだで、時々現場のおばちゃんに分けとるくらいだわ。」
と、言う顔はとても楽しそうでした。

老後の夢は田舎でのんびり、だった父母

その現場の人とは、仕事では長い付き合いですが、そんな趣味があったとは全然知りませんでした。

水やりや、害虫駆除が大変だけど、面白いってニコニコして話してくれました。

現場の人は70歳までは働けるそうですが、定時で帰れるので趣味程度の畑仕事なら続けられるのかもしれません。

そんな話をしながら、そういえば母も20年程昔は畑を借りて野菜を作っていた時期があったなぁ、、と思い出していました。

父の介護をする傍ら、当時は車を運転していたので、合間を見ては野菜作りに勤しんでいました。

老後は夫婦2人で田舎暮らしをするのが夢(予定)だった父母です。

ところが、父が定年直後から体調を崩し入退院を繰り返し、母が1人で介護することになり、何年も老々介護状態なのでした。

父を襲った病(パーキンソン病)のせいで2人の人生計画は大いに狂いました。

母はそれでも『何かしなければ自分の心が休まらない』と思ったのかどうかはわかりませんが、自ら畑を借りて野菜を作り始めました。

それにしても、母が畑仕事が好きだったとは、それまで私、全然知りませんでした。

母の思いとはちょっとずれてしまったかもですが、当時の苦しい状況下で、あの畑仕事がなかったら母の方が病んでしまったかもしれないです。

すでに今の老人福祉施設に入居していた母は、思えば今の私くらいの年齢に近いです。

まだそうやって自分から行動を起こすバイタリティがあったんだなって思うと、ちょっと今の自分の方が気持ち的に年老いている気がします。

落花生の話から、そんな昔を思い出してしまったひとときなのでした。

やっぱり、やりたいことはやっておかなきゃ、ですね。

それでは皆さん、今日もお疲れ様でした。
明日もいい日でありますように。

おやすみなさい^^!

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